5月31日:今日は「菜の日」
健康のために「1日350gの野菜を摂ろう」とよくいわれますが、料理の度に計量するわけでもなければ、外食など出来上がった料理では、野菜の量がわかりづらいこともありますよね。
そこで”菜の日”の今日は、350gの野菜を具体的な野菜で表したときの量や、カラダがよろこぶ野菜のとり方を、みなさんとシェアしたいと思います。
目安を知ればラクラク!7つの食べ方ルールで効果もアップ☆
カラダの健康を維持するためには、緑黄色野菜120gと淡色野菜230g、1日に合計350g以上食べることが大切だといわれています。
でも、野菜をグラム数でイメージしても、ピンとこないことも。そんなときは、ほうれん草だと1束、大根では1/3本、胡瓜だと3本、トマトでは小3個が350g前後、と覚えておくと、わかりやすいかもしれません。
また、野菜は料理に使われていたり、茹でたり炒めることで”重さ”が変わるもの。そこで簡単な目安として、ボール1杯の生野菜サラダで約100g、ほうれん草のお浸し小鉢1食分で約50gといった覚えかたも◎
コンビニのサラダやお惣菜1食分は、100g前後のことが多いようです。
ちなみに、1日350gの重さは”生野菜”でカウントするため、お浸しなど加熱することで重さが変わるものは、加熱前の重さが基準に。1日の摂取量のイメージは生の状態で”両手に山盛り1杯分”です。
そして、せっかく摂るなら、カラダによい食べ方をしたいですよね。そこでカラダがよろこぶ「野菜の食べ方」7つのポイントがコチラ!
1.カラダを冷やすため、生野菜は食べすぎない
2.食物繊維の多い根菜や、緑黄色野菜の温野菜を食べる
3.緑黄色野菜は油と一緒に摂り、βカロテンの吸収をアップさせる
4.ビタミンCや酵素は熱に弱いので、淡色野菜は火を通しすぎない
5.皮のしたには栄養がたっぷりあるので、皮をむきすぎない
6.旬の野菜には栄養素がたっぷり!季節の野菜を食べよう
7.市販の野菜ジュースは、新鮮な野菜よりビタミンCや食物繊維が少ないため、野菜と同じではない
このように、野菜の目安量やとり方は、ちょっと知っていると役立つことがたくさん!目標の量がとれていることを実感できると、350g摂ることが楽しくなってくるかも!?
今日の『菜の日』を制定したファイブ・ア・デイ協会では、「1日5皿分(350g)以上の野菜と200gの果物」を食べることを勧めていますが、これは、生活習慣にかかるリスクを抑える可能性が高いという科学的根拠をもとにしたものだそうです。
5皿とは、小鉢5つ、果物はミカン1個+バナナ1本で約200gが目安。食べる量をイメージしやすいですね。
…そして、毎日たくさんの方に読んで頂いている「今日は何の日」。いつもページを訪れていただき、本当にありがとうございます!おかげさまで、1年という区切りをむかえることができました。
365日を更新し続けることができたのは、たくさんの皆さまに毎日読んで頂けたおかげです。
明日6月1日からは、コラムのテーマをリニューアルし、なにげない毎日にちょっぴりプラスαのエッセンスをお届けることができたら…そんな風に思っています。
これからも皆さまと朝時間をシェアさせていただけることに感謝するとともに、明日からもいつもの時間に更新させていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします!!
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「菜の日」とは?
「やさ(3)い(1)」と読む語呂合わせから、ファイブ・ア・デイ協会により毎月31日を菜の日と制定された。協会では月末を「カラダ決算日」として、野菜中心の健康食生活を普及する活動を行っている。