脳を元気にしてくれる「ハッピーホルモン」をつくる食べ物って?

 

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9月26日:今日は「台風襲来の日」

台風シーズンのこの時期、雨や風の強い中でのおでかけは、ビショぬれになったり電車のダイヤが乱れたり予期せぬできごとも多いものですよね。そんなアクシデントにあったとき、気持ちをサッときりかえることのできる人は、普段からポジティブに考える習慣があるのだとか。いろんなシーンにおいて、気持ちの切りかえが早くできることはプラスに働きますが、そのようになるためにはどんなことを心がけたらいいのでしょう?

 

食べものと生活スタイルがポジティブな脳を育てる

「胸に手をあてて考える」といいますが、幸せなどを感じる場所は脳の神経回路といわれています。この心とカラダのすべてをコントロールしている神経回路は、朝型生活にきりかえたり掃除などでカラダを動かして生活スタイルをととのえることで鍛えられ、ポジティブな思考を作りだしやすくなるのだそうです。

また「食べ物がカラダを作る」とよくいいますが、感情にかかわるホルモンとして有名なセロトニンやドーパミンなどのハッピーホルモンも食べたものから作られているので、脳がよろこぶ栄養をとることも脳を鍛えるために大切なんだそうです。そんな脳がよろこぶ栄養素は、レバー・マグロ・豚肉・焼海苔などに多く含まれるビタミンB6やレバー・納豆・卵などに含まれるビタミンB2、牡蠣・レバー・パルメザンチーズ・ココアなどに含まれる亜鉛そして鉄分やビタミンC。こころが食べもので作られているなんてちょっぴり不思議ですが、脳も体の一部だと考えるとうなづけるものがあります。意外なところでレバーが脳にもいいことにはピンとこないかもしれませんが、レバーには脳内のセロトニンをふやしたりコミュニケーション能力をあげるアラキノン酸がおおく含まれているのだとか。最近ちょっとネガティブかな?と感じたら、食生活を見直したりレバーを適量食べてみるといいかもしれませんね。また、歯ごたえのあるものを噛んで脳にいい刺激をあたえたり、雑穀やキヌアなど脳に必要なエネルギーを補いながらも、ゆるやかに血糖値をあげてくれる炭水化物を日常的に摂ることも脳がよろこぶ食事のようです。

そのほか自分をほめたり、小さなことにも「ありがとう」と感謝できる気持ちもポジティブな脳へチェンジするのに効果的なんだとか。脳を鍛えることはこころとカラダの健康のほかに、ホルモンの分泌がうながされて美肌をつくるなど美容面への効果にもあらわれるので、できることからとり入れていろんな効果につなげていけたらいいですね。

それでも体調などによって気分がすぐれなかったり、食生活や睡眠に気をつけていても元気にすごせないときもあると思います。そんなときは自分を責めないことを絶対条件に、そのときの気持ちを素直に受けいれてみるのもいいのではないでしょうか。いつも笑顔いっぱいで輝いている人にだって、元気に過ごせない日はあるもの。誰にだってそういう日はあるんだから・・・きっと大丈夫!ですよね。

 

「台風襲来の日」とは?

統計上、台風襲来の回数が多い日。1954年に「洞爺丸台風」で青函連絡船・洞爺丸が転覆、1958年に「狩野川台風」が伊豆・関東地方に来襲、1959年に「伊勢湾台風」が東海地方に上陸したのは全てこの日だった。

 

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Written by

小原由美子

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