英語「My head is pounding」の意味って?
「パーティー」に関するSNSの投稿でよく見かける英語表現を集めました♪
Met a really scary bouncer. He looked like he could win any fight.
(めっちゃ怖い用心棒に会ったわ。彼はどんな喧嘩でも勝てそうに見えたよ。)
ナイトクラブやイベント等に配置されている用心棒、警備員のこと。クラブでお酒が入ると喧嘩や揉め事が増えるので、館内の安全や治安を守るための存在です。bouncerは、問題を起こす人をクラブから追い出します。bouncerは体が大きく、身長が高くムキムキの人が多いです。
Karaoke night debut! I’m so nervous!
(カラオケナイトデビュー!めちゃ緊張する!)
日本のカラオケボックスのような施設はアメリカの都会にしかありません。一方、地方の多くのバーではkaraoke nightを開催します。よくある典型として、週1回、誰でもステージに上がって他の客の前で歌います。日本のスナックの雰囲気に近いですが、スナックよりもう少し人が多いです。ちなみに英語でカラオケを日本語の発音で言うと通じないので、carry-oki(キャリオキ)と発音しましょう!
Drank too much. Definitely paying for it today!
(飲み過ぎた。今日は確実にその代償を払ってるよ!)
drank too muchはいわゆる「お酒に飲まれた」状態を表します。英語で同じような表現はThe booze got the best of me.があります。「お酒に飲まれる」をそのまま英訳すると不自然になります。I was drunk by alcohol.と直訳したら、「は?」と当惑されるかもしれません。pay for itは「それの代償を払う」という意味です。
Bad hangover. I feel like throwing up.
(今回の二日酔いはひどい。吐きそう。)
「二日酔いだ」と言いたい時、have a hangoverやbe hungoverが使えます。I drank too much yesterday and have a terrible hangover.(昨日飲み過ぎて、ひどい二日酔いだ)、I’m hungover from drinking too much yesterday. (昨日飲み過ぎて、二日酔いがひどい)。throw upは「吐く」の意味です。
My head is pounding. Never drinking that much again!
(頭がガンガンする。もうあんなに飲むのはやめよう!)
「ガンガンする」とか「ズキズキ痛む」など、日本語には動詞を補助する便利なオノマトペがたくさんあります。一方、英語だとその度に動詞を変える必要があります。poundという動詞にはすでに痛みの程度が入っています。「頭がズキズキ痛む」場合は、My head is throbbing.と表現します。
(アン・クレシーニ著 / コスモピア編集部 編 『ネイティブが教えるアメリカ英語フレーズ1000』 より )
覚えておきたいワード&フレーズ
- bouncer:用心棒
- karaoke:カラオケ
- drink too much:飲み過ぎる
- pay for it:それの代償を払う
- hangover:二日酔い
- throw up:吐く
- pound:ガンガン痛む

「二日酔い」を1単語の英語で言うと?
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書籍紹介
書籍『ネイティブが教えるアメリカ英語フレーズ1000』 では、アメリカ・バージニア州で生まれ、日本で言葉の研究を長年続けているアン先生が、若者言葉やスラングも含めて、イキのいい表現をたくさん教えてくれます。映画やTVドラマを見ていて耳に入ってくる表現がグンと増えること間違いなし。社会的・文化的背景なども丁寧に説明しており、今のアメリカのあれこれを理解するのにも役立ちます。
「家」「交通機関」「カフェ」「レストラン」「ショッピング」「学校生活」「美容と健康」「レジャー」「パーティー」「旅行」の10シーンを設定し、各シーンごとの定番表現20、つぶやき表現36、会話表現10、5往復程度のダイアローグ1本、そして学んだことを復習するセルフチェックの5つのコーナーで構成しています。
定番表現は、日々の生活の中で繰り返し使う言い回し、つぶやき表現はひとりごと英語の練習やSNSでさっと使えるフレーズを含んだ文、会話表現はテーマに沿った一問一答形式。各表現には詳しい意味や使い方の注意点をまとめたミニ解説がついています。「マイカー」「コインランドリー」など、つい使ってしまいがちな和製英語の解説も。
英語を学ぶ方にはもちろん、アメリカについて理解を深めたい方にもおすすめの一冊です。
『ネイティブが教えるアメリカ英語フレーズ1000』(amazon.co.jpへ)>>
著者プロフィール
アン・クレシーニ
北九州市立大学准教授。専門は外来語と異文化コミュニケーション。米バージニア州出身。福岡県宗像市応援大使、日本在住歴25年
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