おはようございます。朝美人アンバサダーで、ダイエット講師の岩瀬結暉です。
ダイエットを開始して、頑張っているのに効果が出ずに断念してしまう…そんな方はとても多いです。
でも、そのダイエット、そもそも間違っていませんか?
【間違いその1】食べていないのに痩せない
食べないダイエットをすると、ダイエット開始3日くらいは順調に体重が落ちますが、その後は頑張りに見合うほどの結果が出ずに、嫌になってしまったことはありませんか?
食事制限をして最初に落ちる体重は、体脂肪ではありません。胃から腸に溜まっている排泄物や体内の水分が抜けて、軽くなっただけです。
脂肪を1kg燃焼するには、7,200kcalの消費が必要です。1日1,800kcalを消費している人が4日絶食すると、体脂肪が1kg減る計算に。脂肪を減らすには、時間とエネルギー消費が必要なのです。
また、食事の消化に費やす消費エネルギー(食事誘発性体熱産生)は、1日の消費カロリーの10~30%。何も食べないと、消費エネルギーは少なくなることも忘れてはいけません。
何日もの絶食や、過度なカロリー制限は続きません。無理な食事制限より、自分が続けやすい食事方法を見つけて、体重ではなく体脂肪を減らせるようにしましょう。
【間違いその2】水を飲んでも太る
水は1ℓ飲めば、体重は1kg増えます。通常、健康な人だと尿として排泄するので、増えた1kgは元に戻るはずです。
しかし、普段の食事で塩分量が多い人は、摂取した塩分で濃くなった体液を薄めるため水を細胞内に溜め込みます。そのため、一時的に体重が増えるので太ったと誤解するのかもしれません。
また、筋肉が弱く、脚が浮腫みやすい人も、午後になると下半身に水分が溜まっていくので、太ったと勘違いするかもしれません。
水はどんなに飲んでも、体脂肪にはなりません。浮腫みを気にして水分を摂らないと、食後の血糖値が高くなり、体脂肪が増える原因にもなります。
水を控えるより、食事を薄味にしたり、運動して浮腫みにくい身体を作るようにすると良いでしょう。
【間違いその3】ストレスで痩せない
ストレスが多いとホルモンバランスが崩れて、リラックスしている時よりも痩せにくくなるのは事実です。
しかし、いまや、ストレス無く生きている人を探すことは困難です。
人の身体は、ストレスがあっても、食事で入ってくるエネルギーを減らし、運動して消費エネルギーを増やせば痩せるように出来ています。ストレスを理由にせず、食事と運動の見直しをしてみましょう。
また、筋トレやランニングをすると、幸福ホルモンであるドーパミンやセロトニンが放出されることが分かっています。ストレスを感じている人ほど、適度に身体を動かしてみることをおすすめします。
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☆この連載は【毎週火曜日】更新です。次回もどうぞお楽しみに!