おはようございます。朝美人アンバサダーで、ダイエット講師の岩瀬結暉です。
朝と夜では、脚の太さに違いがでるもの。夜になると膝下から足の甲にかけて浮腫(むくみ)が出て、ブーツのチャックが上がらなくなる…冬はそんな人がたくさんいると思います。
ということで今回は、脚のむくみの原因と対策について解説します。
夕方に靴がきつくなるのはなぜ?「脚のむくみ」原因と対策
脚はなぜむくむの?
血液やリンパ液は全身を巡っていますが、足先まで落ちた後に、重力に逆らって上半身に戻らなくてはなりません。
この時、血液を心臓に戻すポンプの役割を果たすのが、ふくらはぎの筋肉です。ふくらはぎを動かすことによって、筋肉や血管に収縮が起こり、血液は心臓に戻されるのです。
リンパ液も同じように、ふくらはぎの収縮によって、足元から上半身へと戻されます。
しかし、立ちっぱなしや座りっぱなしなど、ふくらはぎの筋肉を動かしていない時は、下半身に血液やリンパ液が滞ってしまいます。その結果、むくみが出やすくなるのです。
もともと筋肉量が少ない女性は、足元から体液を押し戻す力も弱く、男性よりむくみやすいといわれています。
また、冷えて血行不良になると足元の血流が悪くなるため、むくみにつながります。つまり、筋肉や運動量の不足だけでなく、冷え性もむくみの原因となります。
食事や運動でできる「脚のむくみ」対策7つ
前述の通り、脚のむくみを改善するためには、筋肉量や運動量を増やすこと、そして、冷えを解消することが有効です。具体的に意識してほしいことは、次の7つです。
1) 同じ姿勢が続いたら、足首を回したりアキレス腱を伸ばす運動などをして血流を促す
2) 身体を冷やさないために、飲み物は常温か温かいものを
3) 食事は生姜やネギなど身体を温める食材を摂り、塩分は控える
4) 脚に適度な筋肉をつける
5) 脚のマッサージをする
6) 脚を心臓より高くして寝る
7) 着圧のある衣類を利用する
7つめの「着圧のある衣類」とは、むくみ防止用のストッキングやスパッツ等のことです。
着圧といっても、締め付けの強い補正ガードルなどは、座っていると脚の付け根を圧迫してしまうので、あまりおすすめめできません。
人間の下半身には約7割の血液やリンパ液が集まるといわれています。流れを良くして滞りを予防するよう、いろいろ試して、自分にあった方法を見つけくださいね。
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