おはようございます。朝美人アンバサダーで、ダイエット講師の岩瀬結暉です。
ダイエットに、ビタミンやミネラルが必要なことは、なんとなく知っているかと思います。
しかし、ビタミンやミネラルなどの栄養素以外にも、効率良く痩せるために必要な物質があります。
食事も気を付けて、運動もしているのに痩せない人は、それらの物質が足りていないのかもしれません。今日は効率の良いダイエットに役立つ3つの物質について解説します。
「効率の良いダイエット」を助ける3つの物質とは
身体には脂肪と糖を燃やしてエネルギーにする窯(カマ)のような場所があります。その場所とは「ミトコンドリア」です。
前回の記事では、体内の古いミトコンドリアを新しくする方法をお話しました。
しかし、窯が新しくなっても数が増えても、脂肪や糖は単体で窯まで辿りつくことはできません。
脂肪や糖を窯まで案内するのは「Lカルニチン」や「αリポ酸」などの物質です。
また、窯にたどりついた脂肪や糖は、やはり単体では燃えません。火をつけて、風を送るような役割をするのが「コエンザイムQ10」です。
これらの物質が無いと、ダイエットしていても効率よく痩せにくくなります。
Lカルニチン(エルカルニチン)
Lカルニチンはアミノ酸から作られる成分で、体内でも作られますが、加齢とともに生成量が少なくなります。そのため、脂肪がエネルギーとして燃焼されにくくなり太りやすくなります。
牛、ヤギ、鹿、馬などの草食動物の肉に多く含まれます。馬肉がヘルシーと言われている理由の一つでもあります。
αリポ酸(アルファリポサン)
αリポ酸は補酵素の一種で抗酸化作用(老化防止効果)はビタミンCの400倍。糖の代謝をサポートしています。
30~40代で一気に減るため、中年太りしやすくなります。
この物質は、ブロッコリー・レバー・ニンジン・ほうれん草などに含まれます。
コエンザイムQ10(コエンザイムキューテン)
コエンザイムQ10はビタミンに似た成分で、こちらも抗酸化力が高く、20代をピークに減少。
ミトコンドリア内で脂肪や糖のエネルギー代謝を行い、細胞が老化するのを防ぐ役割もあります。
大豆・アーモンド・くるみ・青魚・牛乳・ほうれん草・ブロッコリーなどに多く含まれます。
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これら物質の他に、ビタミン・ミネラルなどの栄養ももちろん、脂肪や糖の代謝を手伝っています。
今日ご紹介した3つの物質は、ダイエットに効果的なだけではなく、老化防止の効果も期待できます。ダイエット中は、これらが含まれる食品をとるよう、バランスを考えて食べるようにしましょう。
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☆この連載は【毎週火曜日】更新です。次回もどうぞお楽しみに!