初めまして! 手帳と暮らしのライター・おおやまはじめです。
わたしは、“暮らしを照らす”をコンセプトに、手帳や文具を通して日常を明るくするヒントをWebマガジン「テラス手帖」で発信しています。自身の経験をもとにKindle本『暮らしを照らす やさしい手帳のつかい方』も出版しました。
朝は何かと慌ただしいものですが、短時間でも「手帳タイム」をとって頭の中を整理したり、気持ちを整えたりするのに最適な時間帯です。
この連載では朝の手帳タイムを通して、暮らしを照らすヒントをお届けいたします。
初回は「朝手帳に書くといい3つのこと」をご紹介します。
朝のすきま時間や通勤中は、ついスマホでSNSやニュースを追ってしまいがちです。
その際、必要ではない情報まで目にしてしまうと、雑多なノイズが脳に溜まり、日中のパフォーマンスに影響を与えてしまうかもしれません。
一日のはじまりはなるべくポジティブな状態でいたいもの。そのためには、朝の手帳タイムが有効です。
なぜ朝手帳を書くのがいいのか?
書くことは、自分の脳で考えながら手で書き、それを目で見て記憶する能動的な行為です。単に情報を受け取るのとは異なり、自分の意思が脳に定着するため、行動に反映されやすいのです。
朝は一日の行動が始まる大切な時間。手帳を書くのにうってつけといえます。
これから挙げる3つの項目を書き留めておくだけで、朝の意識と一日の行動は確実に変わってくるでしょう。
朝手帳に書くといい3つのこと
【1】今日のテーマ
「自分から積極的にあいさつをする」「ランチで普段選ばないメニューを食べてみる」など、その日の気分で心がけたいことやお題を書きます。
その日のテーマを一つ決めておくだけで目的意識が明確になり、一日を何となく過ごすより行動にメリハリがつくはずです。
【2】今日やること
日々のタスクをリストアップするのとは別に、「今日はこれを必ずやる!」という項目を書いてみましょう。
書き出すことで物事の優先順位がはっきりし、ほかのタスク処理もはかどります。
【3】今日やりたいこと
「いい香りの入浴剤でゆっくりお風呂に浸かる」「温かいハーブティーやノンカフェインのコーヒーを用意して夜の読書」など、個人的に楽しみたいことを書いてみましょう。
ごほうびとして、頑張っている自分をねぎらうために考えてみてください。週末や休みの前日はちょっと特別な項目を設けるのもおすすめです。
まとめ
今回は「朝手帳に書くといい3つのこと」をご紹介しました。
ただ情報を受け取るだけでなく、自分の意思を手帳に書き込むことで朝のクリアな脳に働きかけ、一日をポジティブに始めることができます。
まずは5分からでも、朝の手帳タイムをはじめてみてはいかがでしょうか。