腸内環境を整えるために大切なこと！毎日続けたい「腸活習慣」3つ

腸内環境を整えることは、健康や美容を保つうえでとても大切なことです。腸は「第二の脳」とも呼ばれ、体調や気分にまで影響を与える重要な器官です。

とはいえ、忙しい毎日の中で腸活を習慣にするのは、なかなか難しいもの。そこで今回は、美容ライター神野はなさんが日常の中で実践している、手軽で続けやすい「腸活習慣」を3つご紹介します。

少しずつ生活に取り入れて、心も体も軽やかな毎日を目指してみませんか？

【習慣1】「コップ一杯の水を飲む」こと

神野さんが腸活の第一歩として実践するのが、朝に「コップ一杯の水を飲むこと」。シンプルですが続けることで、便秘や肌荒れで悩むことがほとんど無くなったのだとか。

具体的なメリットは3つあります。

腸を目覚めさせる
水で腸が刺激され、ぜんどう運動（押し流す運動）が活発になり、便通がスムーズになります。便秘の予防や改善にもつながります。
老廃物の排出を促す
朝一番に水を飲むことで、腸内に残った老廃物が流れやすくなり、腸内環境が整います。これにより悪玉菌の増殖が抑えられます。
腸内の善玉菌をサポートする
水分補給は腸内細菌のバランスを整え、腸内フローラを健康的な状態に保つサポートをします。腸が健康であれば、体全体が元気になり、パフォーマンス向上やお肌の調子改善、メンタルの安定にもつながります。

朝は常温か、ぬるま湯を飲むのがおすすめです。冷たい水は胃腸に負担をかけるため、40度前後が理想です。

お金も時間もかからないシンプルな習慣。これなら明日の朝からすぐに始められそうですね！

季節の変わり目は、なんとなく心がゆらぎやすい時期。気温や環境の変化に体も心もついていけず、メンタルの不調を感じる方も多いのではないでしょうか。

そんな時におすすめなのが、「朝のウォーキング」。実は、朝のウォーキングには腸にとってもうれしい効果がたくさんあります。

朝のウォーキングには、腸にうれしい3つのメリットがあります。

腸の動きが活性化する
全身の血行が良くなり、腸のぜんどう運動が促進。便通が良くなり、便秘の予防や改善が期待できます。
自律神経・メンタルが整う
ウォーキングは副交感神経を活性化しリラックス効果をもたらします。朝の新鮮な空気の中で行うことで、ストレスを軽減し、自律神経のバランスを整えることができます。これにより腸内環境も整いやすくなります。
規則正しい生活習慣が保てる
朝のウォーキングを習慣にすることで、1日のリズムが整い、規則正しい生活習慣が保てます。規則正しい生活は腸内の排出・吸収サイクルを安定させ、腸活にも良い影響を与えます。

朝のウォーキングは、起床後1時間以内に15～30分が理想的。特に20分以上歩くと有酸素運動になり、脂肪燃焼効果も期待できます。

お気に入りのウェアやシューズを選べば、気分もアップ。楽しむ気持ちが、継続のカギになりますよ♪

腸活を意識するなら、腸に良い食事を摂ることと同じくらい大切なのが「腸に負担をかけるものを避けること」です。どれだけ善玉菌を増やす食材を取り入れても、腸の敵が入り続けていては、腸内環境はなかなか整いません。

腸を健やかに保つために気をつけたい基本のポイントを3つご紹介します。

とりすぎに注意したい食品
ファストフードやインスタント食品、加工肉、コンビニ食品などは、脂肪分や添加物が多く含まれており、腸に負担をかけます。また、甘いお菓子やジュースも悪玉菌を増やす原因になります。
食品添加物に注意
原材料表示をチェックし、添加物が少ない食品を選びましょう。特に人工甘味料は腸内環境を乱し、甘味依存を引き起こす可能性もあります。
抗生物質は正しく服用を
抗生物質は腸内の良い菌も殺してしまうため、腸活にとって大敵です。使用する際は医師の指示に従い、正しく服用することが大切です。

小さな意識の積み重ねが、健やかな腸づくりの第一歩。日々の生活の中で、腸に優しい選択を意識してみてくださいね。