無意識に“お金を遠ざけてる”!?「貯まらない人」がよく言う5つのフレーズ

 

おはようございます。ファイナンシャルプランナーの稲村優貴子です。

この連載は、『朝のスキマ時間に学ぶ♪家計管理・お金の基本』というテーマでお届けします。

今回は、つい口にしがちな「お金が遠ざかる言葉」を5つご紹介。今日からできる対策もあわせて解説します!

貧乏になっちゃうかも!?「お金が貯まらない人」が無意識に使う5つの口ぐせ

ファイナンシャルプランナーとしてお客様とお金の話をしていると、様々な傾向に気付きます。今回は、「お金が貯まらない人」の口癖について。

お金が貯まりにくい人の口ぐせには、知らず知らずのうちに思考や行動のパターンを固定化してしまう要素があります。

収入や生活の質を向上させるため、まずは普段口にする言葉から見直してみましょう!こんな言葉を言っていたら要注意です。

空の財布

1. 「お金がないからできない」

この言葉を頻繁に使うと、「お金がない=チャレンジしない」という固定観念に縛られてしまいます。

本当にやりたいことは、工夫次第で意外と実現できるものもあります。予算を組み替える、無料で学べる方法を探すなど、可能性を広げる考え方に変えていきましょう。

2. 「どうせ私には無理」

悩む女性

自己否定の言葉は、チャンスを遠ざけます。「今はできない」ではなく、「どうすればできるようになるか」を考えることで、少しずつ状況を変えられるはず。

経験やスキルを積み重ねることで、思いがけない道が開けるかもしれません。

3. 「お金持ちになっても幸せじゃない」

お金があることを幸せと思わずにいる、とお金は遠のいていってしまいます。また、無意識のうちに「成功=悪いこと」と思い込んでしまうかもしれません。

本当に努力を重ねて成功した人も多いことを理解し、学ぶ姿勢を持つことが重要です。

4. 「節約しないと不安」

豚の貯金箱とお金と電卓

節約は大切ですが、過度にお金を惜しむと、心が窮屈になってしまいます。

必要な投資を惜しまないことで、長い目で見たときに収入アップにつながることも。お金の使い方を見直し、「未来につながる出費」を考えましょう。

5. 「いつか余裕ができたら…」

「いつか」と言って先延ばしにしていると、行動のタイミングを逃してしまいます。

小さな一歩でもいいので、今できることから始めることが大切です。未来を変えるのは、今の行動なのです。

***

普段使う言葉が、未来の自分の在り方をつくります。ポジティブな言葉を意識して、経済的にも精神的にも豊かな未来へとつなげていきましょう。

「私、これ言ってたかも…」と思った方は、まずひとつだけでも意識して変えてみてくださいね♪

 

この記事を書いた人
Nice to meet you!

朝のスキマ時間に学ぶ♪家計管理・お金の基本

Written by

稲村優貴子(ファイナンシャルプランナー)

2001年FP資格を取得し独立。2006年から6年間日本FP協会鳥取支部長。現在は Life For You 代表として相談・講演・執筆・メディア出演業務を行っている。相談件数は通算3000件以上。TBSテレビ『マツコの知らない世界』監修、日経WOMAN・北海道新聞・週刊ダイヤモンド等への記事提供、HBCテレビ『イチオシ!』出演等。得意分野はライフプラン、iDeCo、保険、年金、家計節約、不動産。
著書:『年収の2割が勝手に貯まる家計整え術』(河出書房新社)
資格:ファイナンシャルプランナー(CFP®)、2級心理カウンセラー、野菜ソムリエ、ヨガインストラクター(RYT200)

★毎月第2金曜日16~17時 82.5 FM NORTH WAVE(ノースウェーブ)のラジオ番組「Ashirias1h(アシリアスワンエイチ)」内『教えてゆきこ先生』というコーナーを担当中(2023年4月現在)
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