おはようございます!料理家・国際中医薬膳師の齋藤菜々子です。
今日は、ボウル一つ、レンジにかけるだけで完成する、ご飯がすすむ「坦々そぼろ」をご紹介します。洗い物も少なく、ごはんはもちろん麺のトッピングなどお好みでのアレンジもおすすめです。
今週のセルフケア食材「緑豆もやし」
緑豆もやしの効能
- 体の熱を冷ます
- 利尿作用
- 体内の湿気を逃がす
緑豆もやしのもとである「緑豆」は、薬膳の本場中国でも暑気払いの効果がある定番食材。熱さや湿気がこもる時期は、体内にも湿気がたまりがちに。すると、体が重だるく、食欲の減退、疲れやすいなどの症状があらわれはじめます。そんな時は熱を冷まし、体の水分代謝をあげる食材を積極的にとりましょう。
体の熱を冷ましたい梅雨の時期は、もやしの他に、瓜(ウリ)類や豆類、コーヒー、麦茶などもおすすめです。
火を使わずレンジだけ!ボウル1つで簡単「もやし坦々そぼろ丼」
材料(2人分)
- 緑豆もやし、豚ひき肉 各100g
- しいたけ 1枚
- (A)酒 大さじ1
- (A)オイスターソース 大さじ1/2
- (A)しょうゆ 小さじ1と1/2
- (A)しょうが(すりおろし)、片栗粉 各小さじ1
- (A)にんにく(すりおろし) 少々
- ごはん 2杯分
- 温泉卵 2個
- 白すりごま、ニラ(みじん切り)、糸唐辛子 各適量
作り方
1. 緑豆もやしは、ひげ根が気になる場合は取り除く。しいたけはみじん切りにする。
2. 耐熱ボウルに豚ひき肉、しいたけ、(A)を入れてよく混ぜる。ボウルの底に沿うように厚さを均一に広げ、もやしをのせる。ふんわりとラップをし、600Wのレンジで2分加熱。一旦取り出してよく混ぜ、追加で1分加熱する。
3. 器にごはんを盛り、(2)をのせ、中央に温泉卵をのせる。白すりごま、ニラ、糸唐辛子をトッピングする。
ポイント
- ひき肉にしっかりと味をつけることで味がぼけにくくなります
- 片栗粉を入れると、そぼろにまとまりが出ます
- 均一に火が通るように、ひき肉を均等に広げましょう
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☆この連載は【毎週月曜日】に更新します。次回もお楽しみに!