おはようございます!料理家・国際中医薬膳師の齋藤菜々子です。
今日はボウル1つで簡単に作れ、火も使わないレンジさつまいもレシピをご紹介します。
彩りの良いさつまいものおかずを作っておくと、お弁当やもう一品欲しい時にも重宝します。甘いので、小腹が空いたときのおやつにもおすすめです。
国産のレモンも出始めた時期なので、ぜひお試しください♪
今週のセルフケア食材「さつまいも」
さつまいもの効能
- 消化や胃の調子を整える
- 気を補う
- お通じの改善
薬膳ではさつまいもをはじめとした芋類は、消化の力を養うものとされています。消化の力が弱まると、疲れやすい、疲労倦怠感、食欲不振、食後の眠気、むくみなどの症状が表れます。
消化自体がうまくいかないと、どれだけ栄養価の高いものを食べても、その後体内で活用される力が足りないので、もったいない状態になってしまいます。そのため、消化の力は常に養っていたいものです。
また、秋冬は外気の乾燥により、大腸も乾いてお通じの巡りが悪くなったり、冷えで大腸がうまく動かなくなるということもあります。
そんなときにはさつまいもを食べて、巡りを助けてあげましょう。
レンジ+ワンボウルで簡単!「さつまいものジンジャーレモン煮」
材料(作りやすい分量)
- さつまいも 1本(350g)
- レモン(国産) 1個
- しょうが 2かけ
- (A)水 200ml
- (A)蜂蜜 大さじ3
作り方
1) さつまいもは皮を良く洗い、1cm幅の輪切りにする。2~3度すすいで、たっぷりの水に10分ほどつけ、ザルにあげて水けを切る。
2) レモンは半分は輪切りにし、半分は果汁を絞る(大さじ1~1と1/2程度)。しょうがは千切りにする。
3) ボウルに(A)を合わせて混ぜ、さつまいも、しょうが、レモン果汁を加える。ふんわりとラップをして600Wのレンジで4分加熱する。取り出して混ぜ、さらに4分加熱する。
4) ラップを外してレモンの輪切りを加えさっと混ぜ、そのまま冷ます。
ポイント
- さつまいもは水にさらすことで、余分なでんぷん質を落とし、変色を防げます。ただし、長くつけすぎると栄養素も溶けてしまうので、10分ほどであげるようにしてください
- レモンはポストハーベスト不使用のものを使用してください
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☆この連載は【隔週月曜日】に更新します。次回もお楽しみに!