おはようございます。野菜料理家やのくにこです。
食用の菜の花は「菜花(なばな)」と呼ばれ、旬は3月いっぱい。旬の短い野菜です。黄色いきれいな花が咲くと茎が固くなってしまうので、食用の菜花はつぼみが緑色で、つぼみが固く締まっているものがおすすめです。

茎は太くても菜花の茎はやわらかいので、さっと茹でるだけで食べられます。大量の湯を沸かすと時間がかかるので、少量の水で蒸し茹でする方法をご紹介します。栄養素も流れにくく、時短で仕上がりますよ。
菜花にはビタミンCが豊富で、美肌効果や風邪予防が期待できます。βカロテンや葉酸、鉄、カルシウムも多く含まれ、貧血予防や骨を強くする効果も期待できます。アブラナ科の野菜に含まれる苦み成分のイソチオシアネートは、抗酸化作用や免疫力アップの効果が期待できる魅力的な春野菜です。
【菜花のお浸し】

材料(2人分)
菜花…1束(約200g)
水…200ml
A薄口しょうゆ…大さじ3
Aみりん…大さじ1
Aだし汁…100ml
かつおぶし…適量
作り方
【1】ボウルに水をため、菜花は根元を持ってボウルに入れてふり洗いをします。持ち替えて根元も流水で洗います。根元が乾燥している場合は1cm程度切り落とします。
【2】鍋に菜花を入れ、水200mlを加えてふたをし、強火で3分蒸し茹でします。全部が湯に浸からないので、1分30秒過ぎたら上下を返してください。

ザルにあげて触れるくらいの温度まで冷まします。

【3】冷めたら水けをしっかり絞って4等分に切り、Aに浸しておきます。

5分〜10分浸けると、あっさりとしたお浸しになります。30分〜1時間浸しておくと、中まで味が入り、旨味たっぷりのお浸しになります。
お浸しは、ほんの少し浸しておくだけで野菜の旨味がアップするので、前日につくりおきしてもOKです。
菜花以外の小松菜やほうれん草などの葉物野菜でもおいしく作れます。
だしは、かつおと昆布で取っただしや、だしパックを煮出して使うと本格的な味わいになります。顆粒だしを使うときは、水100mlに小さじ1/4を溶かして使ってください。
「春はなんとなく体がだるくて食欲が落ちる」そんな方におすすめの「菜花のお浸し」です。滋味深い味わいが体の中に染みわたりますよ。
次回は「新じゃが」のおいしい食べ方をご紹介します。
*この公式ブログは<毎週火曜日>に更新します。次回もどうぞお楽しみに!

