おはようございます。野菜料理家やのくにこです。
ヨーロッパでは、ホワイトアスパラガスは“春を呼ぶ野菜”として古くから親しまれています。
ドイツに住んでいた友人は、市場にホワイトアスパラガスが出回ると、わくわくしたそうです。
ホワイトアスパラガスはグリーンアスパラガスと同じ品種で、日光を当てずに栽培するので、少し手間がかかります。果肉がやわらかく、青臭さがないので甘みがあり、ゆで汁まで美味しいのがホワイトアスパラガスの特徴です。
今回は、そんなホワイトアスパラガスをゆで汁も活用して、おいしいレシピをご紹介します。
まずは、「ホワイトアスパラガスの茹で方」から。
ゆで汁まで活用!「ホワイトアスパラガスの茹で方」
材料
- ホワイトアスパラガス…3本~8本程度
- 水…800ml
- 塩…小さじ1/4
- レモン汁(または酢)…小さじ1
茹で方
【1】ホワイトアスパラガスを洗って、ピーラーで皮をむき、ホワイトアスパラガスと一緒に皮もフライパンに入れる。
※フライパンに入る長さに切りましょう。
【2】分量の水と塩、レモン汁を加え沸騰したら火を弱めて2分茹で、火を消してそのまま冷ましておく。
※このゆで汁は美味しいのでザルでこしておきましょう。ゆで汁を計量カップなどによけておいてください。(この後のレシピで使います)
茹でたては甘くて絶品!
そのまま食べるときは、お好みでマヨネーズとヨーグルトを混ぜたマヨネーズソースや、タルタルソースをかけて食べると美味しいですよ。
続いては、このゆで汁を使って美味しいリゾットを作りましょう。
ゆで汁でおいしさ倍増!「ホワイトアスパラガスのリゾット」
材料(2人分)
- お米…1/2合
- 新玉ねぎ…40g
- 茹でたホワイトアスパラガス…1本(※お好みの量を使ってください)
- ホワイトアスパラガスのゆで汁…全部
- パルメザンチーズ…大さじ1
- コショウ…少々
- オリーブオイル…大さじ1
作り方
【1】お米はさっと洗ってザルで水けを切る。
【2】新玉ねぎはみじん切りにする。フライパンにオリーブオイルを入れ、新玉ねぎを2分炒める。
【3】お米を加えさっと混ぜ合わせたら、ホワイトアスパラガスのゆで汁をお玉1杯分加えて混ぜる。汁気がなくなったら再び加え、お米がやわらかくなるまで少しずつ加え混ぜる。
【4】アスパラガスを小さめに切って【3】に加える。
※ホワイトアスパラガスのゆで汁がちょうどなくなるくらいが仕上がりの目安です。
※リゾットなので、お米に少し芯が残る程度でOKです。やわらかい方が好きな方は、水を加えてお好みのやわらかさまで加熱してくださいね。
【5】器に盛り付け、黒コショウとパルメザンチーズをふりかけましょう。
ゆで汁の美味しさを堪能できるリゾットです。
前日に茹でておけば、ゆで汁でご飯を炊いて、刻んだホワイトアスパラを加えて、ホワイトアスパラご飯も楽しめます。
朝ごはんに手軽に作りたい場合は、スープもお勧めです。こちらは5分で完成しますよ。
▼下茹でなしで「ホワイトアスパラガスのスープ」の作り方はこちら
https://ameblo.jp/atelieryano/entry-12893194146.html
グリーンアスパラガスの食べ方はこちらから↓

春の朝ごはんに!簡単やみつき「アスパラガス」レシピ2品
アスパラガスの旬は長く、3月から10月頃まで楽しめます。朝食やお弁当おかずにもおすすめのレシピを2つご紹介します。
*この公式ブログは<毎週火曜日>に更新します。次回もどうぞお楽しみに!