英語「give a toast」の意味って?
SNSの投稿で使える!「パーティー」に関する英語表現を集めました♪
Yesterday’s housewarming party was a blast!
(昨日の引っ越し祝いパーティーはめっちゃ楽しかった!)
アメリカでは、新しい住まいに友達や近所の人を呼んで、パーティーをする習慣があります。引っ越して来た人にとっては、新しい住まいを紹介する機会となります。招待客が、新居に必要なものを贈り物として持ってくるのが普通です。
Was a bridesmaid at my roomie’s wedding.
(ルームメイトの結婚式で、花嫁介添え人を務めた。)
bridesmaidsは、基本的に花嫁の親族と親友を指します。その中で一番仲の良い友人がmaid of honor。男性の場合、花婿に付き添う親友や親族の男性はgroomsmenと言います(この場合、一番仲の良い人をbest manと言う)。bridesmaidsとgroomsmenの人数は決まっていないけれど、同じ人数にしたほうが風景として綺麗に映ります。
Gave the toast at my brother’s wedding.
(弟の結婚式で乾杯のスピーチをしました。)
toast(乾杯)は、古代ローマでワインの風味を良くするために焦げたパン(toast)をワインに入れていた習慣に由来するといいます。give a toastは「乾杯の挨拶、スピーチを行う」の意味で、フォーマルな宴席での挨拶が重要な場面でよく使われます。make a toast(乾杯を始める)はもう少しカジュアルな表現です。
Today is my son’s Gotcha Day!
(今日は、息子を家族として迎えた記念日です。)
アメリカでは、養子縁組の制度が日本より浸透しています。我が子が養子であることを隠さず、むしろ誇りに思う人が多いです。だから、その養子を迎えた日の記念日はGotcha Dayとして祝います。GotchaはI got youの略です。
Today was my first time at an American wedding.
(今日は、初めてアメリカの結婚式に行った。)
weddingは結婚式(wedding ceremony)と披露宴(wedding reception)の両方を指します(2つはセットとして両方に出席する人が多い)。アメリカの伝統的な結婚式は教会で行われますが、キリスト教離れと多宗教化が進んだ最近はAmerican weddingとは何かという定義付けは難しくなっています。
Look at all the stuff my daughter got at her wedding!
(ねぇ、結婚式で娘がもらったプレゼントを見て!)
stuffは非常に汎用的に使われる便利な言葉です。I want to get rid of my stuff.(いらない物を処分したい)、Don’t touch my stuff!(私の物に触らないで!)。また「物」(things)だけでなく「すること(行為)」という意味でも使います。I have a lot of stuff to do.(やらないといけないことが多い)。
(アン・クレシーニ著 / コスモピア編集部 編 『ネイティブが教えるアメリカ英語フレーズ1000』 より )
覚えておきたいワード&フレーズ
- housewarming party:引っ越し祝いパーティー
- bridesmaids:花嫁に付き添う女性たち
- give a toast:乾杯の挨拶、スピーチを行う
- Gotcha Day:養子を迎えた日(の記念日)
- wedding:結婚式
- stuff :物、こと

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音声も一緒に確認しよう!
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書籍紹介
書籍『ネイティブが教えるアメリカ英語フレーズ1000』 では、アメリカ・バージニア州で生まれ、日本で言葉の研究を長年続けているアン先生が、若者言葉やスラングも含めて、イキのいい表現をたくさん教えてくれます。映画やTVドラマを見ていて耳に入ってくる表現がグンと増えること間違いなし。社会的・文化的背景なども丁寧に説明しており、今のアメリカのあれこれを理解するのにも役立ちます。
「家」「交通機関」「カフェ」「レストラン」「ショッピング」「学校生活」「美容と健康」「レジャー」「パーティー」「旅行」の10シーンを設定し、各シーンごとの定番表現20、つぶやき表現36、会話表現10、5往復程度のダイアローグ1本、そして学んだことを復習するセルフチェックの5つのコーナーで構成しています。
定番表現は、日々の生活の中で繰り返し使う言い回し、つぶやき表現はひとりごと英語の練習やSNSでさっと使えるフレーズを含んだ文、会話表現はテーマに沿った一問一答形式。各表現には詳しい意味や使い方の注意点をまとめたミニ解説がついています。「マイカー」「コインランドリー」など、つい使ってしまいがちな和製英語の解説も。
英語を学ぶ方にはもちろん、アメリカについて理解を深めたい方にもおすすめの一冊です。
『ネイティブが教えるアメリカ英語フレーズ1000』(amazon.co.jpへ)>>
著者プロフィール
アン・クレシーニ
北九州市立大学准教授。専門は外来語と異文化コミュニケーション。米バージニア州出身。福岡県宗像市応援大使、日本在住歴25年
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