おはようございます!料理家・国際中医薬膳師の齋藤菜々子です。
忙しかったり暑かったり…台所に立つのが大変な朝に助かるのが「レンジ調理」ですよね。今日は具材+調味料をレンジにかけるだけで完成する、お手軽常備菜「なめたけ」のレシピをご紹介します。
今週のセルフケア食材「えのき」
えのきの効能
- 水分代謝の促進
- お通じ改善
えのきは「痰(たん)」を流してくれます。薬膳の大元である中医学(中国の伝統医学)では、体の中に残留した余分な水分すべてをまとめて「痰」と呼びますが、この痰が過剰に残ってしまうと、下半身の冷え、めまい、口の粘着き、痰、むくみなど様々な症状に表れることがあります。えのきは、体内の水分の流れを整え、余分な痰を代謝する効果があります。
またえのきは大腸の流れをスムーズにしてくれるので、お通じ改善にもおすすめです。
簡単でおいしいご飯のお供!お手軽「レンジなめたけ」
材料(作りやすい分量)
- えのき 1袋(200g)
- (A)しょうゆ、みりん 各大さじ1
- (A)酒、砂糖 各大さじ1/2
- (A)しょうが(すりおろし) 小さじ1
- (A)酢 小さじ1/2
作り方
1) えのきは石づきを落とし長さを3等分に切り、ほぐす。(A)を合わせる。
2) 耐熱の容器にえのきを入れて(A)をかけてさっと混ぜる。蓋をせずに600Wのレンジで2分加熱する。全体を混ぜ、追加で1分半加熱する。
ポイント
- 蓋をせずに加熱すること。酒やみりんのアルコールがとばせます
- ご飯にそのままのせるのはもちろん、納豆や生卵と一緒にのせてボリュームアップするのもおすすめです
豆腐や麺類にのせてもおいしいですよ。いろいろなアレンジを楽しんでください!
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☆この連載は【毎週月曜日】に更新します。次回もお楽しみに!