おはようございます!料理家・国際中医薬膳師の齋藤菜々子です。
今日は、人気食料雑貨店でも話題の「りんごバター」をご紹介します。とても簡単で、作っておけば朝のパンのおともに重宝するレシピです。
りんごの甘酸っぱさとバターの香りで、塗るだけでパンがどんどん食べられます。りんごや無塩バターが余っている方にもぴったりなので、ぜひ作ってみてくださいね。
今週のセルフケア食材「りんご」
りんごの効能
- 消化を助ける
- 体液を作る
- 肺を乾燥から守る
りんごは、消化の要となる「脾」という臓をすこやかに保つとされ、消化も促してくれるので、胃もたれや食べ過ぎが続いたときにおすすめの食材です。
また、秋冬は外気の乾燥がすすみ、呼吸で直接的に外気を取り込んでいる「肺」がとても乾燥しやすい季節。
肺は皮膚や大腸とも密接な関係なので、肺が乾くと肌の乾燥やお通じが滞る原因にもなります。りんごを食べて、乾燥の季節も体の中から乾燥対策をしていきましょう。
一度食べればやみつき!?簡単おいしい「自家製りんごバター」
材料(作りやすい分量)
- りんご 1個(300g)
- 無塩バター 70g
- 砂糖 50g
- 塩 ひとつまみ
- レモン汁 大さじ1
作り方
1) りんごは4等分のくし切りにして皮をむき、薄切りにする。
2) 鍋にりんごの実と皮、砂糖、塩、レモン汁を合わせて弱火にかけ10分ほど、りんごがやわらかくなるまで混ぜながら加熱する。
3) バターを加えて火を止め、バターが溶けたら粗熱をとり、りんごの皮を除く。ハンドブレンダーで滑らかになるまで攪拌し、清潔な密閉容器に入れ、冷蔵庫で冷やす。
ポイント
- ハンドブレンダーがない場合は、1で実をすりおろしても作れます。
- お好みでシナモンや、ラム酒を加えて煮てもおいしいです。
とっても簡単に作れる話題のりんごバター。
おいしいりんごがたくさんあるこの時季に、ぜひ作ってみてください。
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☆この連載は【隔週月曜日】に更新します。次回もお楽しみに!