おはようございます!料理家・国際中医薬膳師の齋藤菜々子です。
今日は旬の食材を使って簡単に作れる常備菜レシピをご紹介します。
作り置きしておくとお弁当などに重宝するだけでなく、黒こしょうをしっかりきかせたらおつまみにも。旬のれんこんがあっという間に食べられてしまいますよ。
今週のセルフケア食材「れんこん」
れんこんの効能
- 体液を作り体を潤わす
- アンチエイジング
薬膳では、れんこんなどのように「白」の食材が乾燥対策に良いとされています。
秋にはじまった外気の乾燥は冬場も続き、皮膚や鼻、喉などの不調を抱える方も増えやすい時期。これらの箇所は「肺」とつながりが深いためです。
肺は直接外気が入り込む臓なので、乾燥の影響を特に受けやすく、肺が乾くと関係の深い体の箇所にも変調をきたします。
まだまだ続く乾燥の季節。潤いを保つ食材をたっぷりと食べて、乾燥しない体づくりをしましょう。れんこんの他にも、白ごま、豆腐、牛乳やチーズなどの乳製品、豚肉などもおすすめです。
れんこんのバター醤油きんぴら
材料(作りやすい分量)
- れんこん 2節(250g)
- (A)しょうゆ 小さじ1
- (A)みりん 小さじ1/2
- 粗びき黒こしょう 適量
- バター 10g
作り方
1) れんこんは2~3mm厚さの半月切りにする。5分ほど水にさらし、キッチンペーパーで水けを拭きとる。
2) フライパンにバターを強めの中火で熱し、れんこんを加えて炒める。油が回ったら、れんこんを広げて1分ほど触らずに焼き付け、焼き色がついたら軽く混ぜ、同様に広げて焼きつける。
3) 全体に焼き色がついてきたらAを加えて炒め、粗びき黒こしょうを振る。
ポイント
- 焼き色を付けることで香ばしさが増して、旨味がアップします。
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☆この連載は【隔週月曜日】に更新します。次回もお楽しみに!