乾燥を防ぎ、肌ツヤアップ!味付きゆで卵「塩卵」の作りおき♪

 

おはようございます!料理家・国際中医薬膳師の齋藤菜々子です。

10月15日、新刊の「基本調味料で作る体に作りおき」(主婦と生活社)が出版されました。新刊の発売を記念して、こちらの本よりご自宅で常備されている調味料だけでできる作りおきのレシピを全2回ご紹介しています。

今回ご紹介するのは、「塩」の章に掲載している「塩卵」

コンビニなどで市販されているゆで卵って、中まで味がついていておいしいですよね。あのゆで卵を、よりシンプルにおいしく、おうちで簡単に作れるレシピをご紹介します。

調味料はなんと塩のみ!割合も簡単なので一度作れば覚えられるほどです。

作っておけば、朝食の一品としてそのまま食べたり、パンにはさんだり、つぶして卵サラダにしたりと、とっても便利なんです!ぜひお好みの茹で加減で楽しんでみてください。

今週のセルフケア食材「卵」

卵の効能

今週のセルフケア食材「卵」

  • 体を潤わせる
  • 血を作る

卵は体を乾燥から守って潤わせてくれ、また血を作る食材です。秋から冬にかけては、外気の変化とともに体の中も乾燥しやすい季節。皮膚もそうですが、鼻やのど、また直接空気が入り込む「肺」が乾きやすいとされています。

そのような部分の乾燥が進むと、風邪をひきやすくなることも。体を内から潤わせ、秋冬の乾燥対策をしていきましょう。

また、血が不足すると、髪や肌ツヤがなくなったり、爪が弱くなる、筋が弱くなり朝方に足がつる、目の疲れなどが表れます。体液が潤わせ担当だとしたら、血は全身を営養するのがその役目。

上記の箇所に弱まりを感じたり、めまいや思考力の低下を感じたら、積極的に血を作る食材も取り入れてみてください。

ゆで卵を簡単にもっとおいしく!「塩卵」

塩卵

材料(4個分)

  • 卵 4個
  • (A)水 400ml
  • (A)塩 小さじ4

作り方

1) 鍋にたっぷりの湯を沸かし、冷蔵室から出したばかりの冷たい卵をやさしく入れる。ときどき転がしながら、弱めの中火で好みの加減にゆでる(半熟は8分ほど、固ゆでは12分ほどが目安)。

氷水に取ってよく冷まし、殻全体に軽くひびを入れる。

2) ポリ袋に(A)を入れて混ぜ、塩が溶けたら(1)を加える。袋の口を閉じ、冷蔵室でひと晩~1日おく。

ポイント

  • 塩気が強くなるので、ひと晩~1日たったらゆで卵を塩水から取り出してください
  • 塩は粗塩を使用しています。サラサラの精製塩だと量が多いので、少し加減してみてください
  • 冷蔵保存し、早めにお召し上がりください

『基本調味料で作る体にいい作りおき』

『基本調味料で作る体にいい作りおき』

10月15日発売!齋藤菜々子著『基本調味料で作る体にいい作りおき』

昨年出版し、レシピ本大賞の料理部門「入賞」「プロの選んだレシピ賞」のW受賞を果たした「基本調味料で作る体にいいスープ」の続編です。

前作同様の塩・しょうゆ・みそという章立てはそのままに、新たに「酢」の章も加わり品数も増えて全88レシピを掲載。書店やAmazon楽天ブックス、電子版でも発売中です!

(撮影:豊田朋子 スタイリング:駒井京子)

★Instagramにて薬膳について発信中です。

齋藤菜々子 Instagram:@nanako.yakuzen

☆この連載は【隔週月曜日】に更新します。次回もお楽しみに!

 

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Nice to meet you!

働く女子の簡単セルフケア朝ごはん

薬膳に詳しい料理家さんに教わる、忙しい朝でもできる「セルフケア」朝ごはんレシピ♪
Written by

料理家 齋藤菜々子

料理家・国際中医薬膳師

IT企業で営業を経験後、料理家のアシスタントを務め独立。アシスタントの傍ら、日本中医学院にて中医学を学び国際中医薬膳師を取得。
「今日からできるおうち薬膳」をモットーに、身近な食材のみを使ったつくりやすいレシピにこだわり、家庭で毎日実践できる薬膳を提案している。東京・自由が丘にて料理教室を主宰。
著書『基本調味料で作る体にいいスープ』(2020年10月16日発売)

Instagram:@nanako.yakuzen

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