在宅ワーカーにもできる!「太りにくい体」を作る生活習慣4つ

 

冬から春へと季節が変化し、薄着になる季節が近づいてきました。そろそろダイエットしなきゃ!とジムに通ったり活動量を増やしたいところですが、今年はコロナウイルスの影響で、在宅ワーク&外出自粛の毎日…。

外出できないと運動不足で体がなまるだけでなく、ダイエットのモチベーションもダウンしがちですよね。

今日は、こんな時期だからこそ意識したい!エステティシャンである私おすすめの、「太りにくい体」を作るための生活習慣をご紹介します。

「痩せにくい体」になってない?

体重計に乗る女性

「痩せなきゃ!」と、ダイエットを行動に移す前に、まずは「痩せにくい体」になっていないかをチェックしましょう。

例えば

  • 手足の先端がいつも冷えている
  • 運動習慣がない
  • 便秘や下痢などお腹の調子が安定しない
  • ストレスを抱えている
  • 風邪を引きやすい

上記の項目に当てはまる場合は、自律神経のアンバランスや、免疫力低下のサインです。自律神経のバランスが崩れていると、体調不良になるだけでなく、脂肪の燃焼力が低下して痩せにくい体になったり、リバウンドしやすい体になってしまいます。

太りにくい体を作るためには、ダイエットをする前にまず「生活習慣」を見直すことが大切。毎日の生活を改善することで、体のコンディションを整え、痩せにくい体→太りにくい体に改造しましょう。

【1】朝のルーティンを決めよう

寝起きの女性

起床後は、窓を開けて太陽の光を浴びながら朝の新鮮な空気を吸い、深呼吸しましょう。部屋の空気を入れ替えるのと同じように、体の空気も入れ替えます。

この朝のルーティンは、副交感神経によってリラックスしていた体を太陽の光で目覚めさせて、交感神経に切り替えて体のリズムを整える効果があります。

また、朝は体温が低下しがちなので、コップ一杯の白湯(さゆ)を飲み、内臓を温めながら仕事の準備や家事を始めましょう。内臓が温まることで体温が上がりやすくなり、腸の働きが活性されてお通じが整いやすくなります。

【2】食事する時間と内容を見直そう

ダイエット

忙しい毎日が続いたり、一人暮らしだったりすると、食事の時間が乱れがちですよね。でも、不規則な食事では自律神経が乱れやすくなり、痩せにくい体につながってしまいます。

太りにくい体を作るためには、食事は朝、昼、夜と同じ時間帯にとり、体内リズムを整えるようにしましょう。

そして、食事の内容も重要。時間帯に合わせて食べるものを選ぶようにしましょう。まず、午前中は、前日の食事を排出するデトックスタイム。朝食には、消化の良いものやお野菜、温かいスープ、フルーツなどがぴったりです。

次に、活動的になる日中はエネルギーが必要な時間です。ランチには、お魚やお肉、スープ、サラダ、お米などのバランスの取れたメニューを食べましょう。

夕方以降は、体のリズムが副交感神経へと近づき、燃焼力が低下する時間です。夕食は、高カロリーなものや味付けの濃いものは控え、蒸し野菜、鶏肉、お魚、納豆、スープなど温かいものやタンパク質を取り入れるようにしましょう。

【3】夜の入浴で体を温めよう

入浴

夜のバスタイム。シャワーを浴びるだけで済ませていませんか?シャワーだけでは冷えや疲れがとれにくく、翌日に疲労感が残りやすいだけでなく、睡眠の質低下、体の不調にもつながります。

できるだけ「湯船」に浸かって一日の汚れを洗い流し、緊張した筋肉をほぐし、冷えている体を温めましょう。

入浴剤の香りでリラックスしたり、腕を伸ばしたり、股関節を開くなどストレッチを取り入れるのもおすすめ。体を温め、リンパの流れや血液の流れを促進し、老廃物を排出する、かたくなっている筋肉や脂肪をほぐし、しなやかな肉質にしておくことが、太りにくい体を作るポイントです。

【4】寝る前のスマホを控えよう

寝る直前まで、スマートフォンやテレビを見ていませんか?寝る直前に光を見ると目が覚めて脳が起きてしまい、体は寝ていても脳の眠りが浅く、睡眠の質が悪くなっていることも。

そうすると、翌朝のだるさや目覚めの悪さ、目の疲れ、体全体の疲労感につながり、自律神経が乱れやすくなります。直前のスマートフォンやテレビは控えましょう。

ちなみに温かいアイマスクで目元を温めながら寝ると、血行が良くなり翌日目の疲れが取れてすっきり感がありますよ。朝スッキリ目覚められると体のリズムが整うだけでなく、朝から活動的になれるので、太りにくい体につながります!

*****

痩せなきゃと思ったときは、まず、食事の量やカロリーを減らしたり、運動量を増やしたりしがち。もちろんその2つともダイエットには欠かせませんが、その前に生活ルーティン(習慣)を見直し、体のコンディションを整えて土台の部分を強化するのがおすすめです。「痩せにくい体」を改善してから、食事コントロールや運動を取り入れるほうが、太りにくい体、リバウンドしにくい体が作りやすくなります。

生活習慣を整えていくうちに、食事や間食、姿勢、環境など、無意識に太る原因となるものを取り入れていたことに気づくこともありますよ。在宅ワーカーさんも、もともとおうちで過ごすことが多い方も!薄着の季節に向けて、太りにくい体づくりをつくる生活を意識してみてください♪

☆この連載は<木曜日>に更新します。次回もどうぞお楽しみに…!

 

この記事を書いた人
Nice to meet you!

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Written by

美容家 寒川あゆみ

大阪 谷町九丁目エステサロン private salon Laule’a代表。
自身の悩みから美容に興味を持ち、エステティックの道へ。サロンワークのほか、美容ライターや講師、美容家として幅広く活動中。

ホームページ:https://aymstory.wixsite.com/ayumisougawa
blog:https://ameblo.jp/aymxx29
Instagram:@laulea.beauty

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