みなさま、おはようございます。料理研究家の「かめ代。」です。
心が楽になる2品弁当。連載第293回目の2品弁当は
- 肉巻きスナップえんどう
- 鶏ささみとミニトマトのサラダ
のレシピをご紹介します。
スナップえんどうの美味しい季節。
下茹でなしでも、フライパンで蒸し焼きにすると、シャキシャキとした歯ごたえと甘みが引き立ち、とても美味しく仕上がります!水っぽくなりにくく、鮮やかな緑色が映えるので、とってもお弁当向きです。
合わせる副菜は、レンジ加熱の鶏ささみとミニトマトを塩昆布で合えた簡単サラダ。
野菜も肉もボリュームたっぷり!簡単で満足感大のお弁当で、心を楽にしてください。
旬の味覚!「肉巻きスナップえんどう」「鶏ささみとミニトマトのサラダ」2品弁当
1品目 肉巻きスナップえんどう
材料(1人分)
- スナップえんどう 8本(80g程度)
- 豚薄切り肉 8枚(80g程度)
- 塩・こしょう 各適量
- かたくり粉 小さじ1
- 酒(または水) 大さじ1
- 油 小さじ1/2
- (A)しょうゆ 大さじ1/2
- (A)みりん 大さじ1/2
- (A)水 大さじ1/2
作り方
1) スナップえんどうの筋を取り、豚肉を巻く。塩とこしょうをしっかりふる。
※スナップえんどうは淡泊で甘いため、味がボケないよう塩とこしょうはしっかりめに。
2) フライパンに油を入れて中火で熱し、(1)の全体にかたくり粉を薄くまぶして、巻き終わりを下にして並べ入れる。
3) 両面を焼いて、こんがりと焼き色をつける。酒(または水)を回し入れてフライパンの蓋をし、3分程度蒸し焼きにして火を通す。
4) キッチンペーパーなどでフライパンの余分な油を拭き取り、(A)を入れる。
※スナップえんどうが甘いので、砂糖を入れなくてもしっかりした照り焼き味に。
5) 全体にタレをからめ、汁気を飛ばしながら焼く。
2品目 鶏ささみとミニトマトのサラダ
材料(1人分)
- 鶏ささみ 2本(100g)
- 塩 ひとつまみ
- 酒 小さじ1
- ミニトマト 4個
- 塩昆布 大さじ1
- すりごま 大さじ1
作り方
1) 鶏ささみの筋をとり、1cm幅の斜め切りにする。耐熱容器に入れて塩と酒をからめる。
2) 蓋をして、電子レンジ(600W)で1分加熱。取り出して混ぜて、さらに1分程度様子をみながら追加で加熱し、そのまま余熱で火を通す。鶏のうまみが出た水分の中で、菜箸等でほぐしてしっとりと仕上げる。
※蓋をしたままレンジ加熱できる容器を使用しています。ラップをふんわりとかけても◎
※火が通ってない場合は追加で加熱してください(30秒ずつを目安に)。
3) 塩昆布とすりごま、ミニトマトを入れてからめる。
※うまみの出た水分を塩昆布とすりごまに吸わせます。水分が気になる場合は、すりごまを追加してください。
2品弁当の詰め方プロセス
今回はスリム型2段に詰めます。
1) ご飯を1段に詰めて冷ましておく。
2) 鶏ささみとトマトのサラダを詰める。
3) 大葉を挟んで、肉巻きスナップえんどうを詰める。1本は半分に切って詰めると、見栄えもおさまりもよくなる。
4) ご飯の上に梅干しをのせ、高菜漬けを端に添える。
※分量外の材料(ご飯 1人分、大葉 1枚、梅干し 1個、高菜漬け 適量)
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今週の「心が楽になる2品弁当」はいかがでしたか?
フライパンで肉巻きを作っている間に、レンジで副菜を同時進行。豚肉と鶏ささみの2種類のお肉が入っていて、ボリュームもあります。
2品で簡単なごちそう弁当。心を楽に、2品弁当を楽しんでください。
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「心が楽になる2品弁当」のルール
- おかずは2品だけ
- 詰め方も簡単に。紙カップは使わない
- 市販の調味料やあしらいものは常備して利用
- 2品で朝15分以内に完成する簡単美味しいお弁当
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料理研究家 かめ代。
公式サイト 「 kameyo レシピと暮らし」 https://kameyogohan.com/
☆この連載は<毎週日曜日>に更新します。来週もどうぞお楽しみに…!