みなさま、おはようございます。料理研究家の「かめ代。」です。
心が楽になる2品弁当。連載第136回目の2品弁当は
- 鶏ごぼうのつくね 照り焼き味
- わかめと野菜の巣ごもり卵
のレシピをご紹介します。
今回は、鶏ひき肉と春の新ごぼうをつくねにしました。入れる野菜は、新ごぼうのみ。定番の照り焼き味にしています!
照り焼きの後、フライパンに残ったタレを利用して巣ごもり卵を作るのでラクラクです。
今回も簡単な「途中洗わずにフライパン1つ」で作る2品 & のっけ弁当です。4月からお弁当生活を始められた方も、気軽に作ってみてください。
フライパン1つで簡単!「鶏ごぼうつくね」「わかめと野菜の巣ごもり卵」2品弁当
1品目 鶏ごぼうのつくね 照り焼き味
材料(1人分)
- (A)鶏ひき肉 100g
- (A)ごぼう 8cm程度(20g)
- (A)かたくり粉 小さじ1
- (A)酒 小さじ1
- (A)塩 ひとつまみ
- (B)醤油 大さじ1/2
- (B)みりん 大さじ1/2
- (B)水 大さじ1/2
- (B)砂糖 小さじ1/2
- 油 小さじ1
作り方
1) ごぼうは縦半分に切ってから、斜め薄切りにする。(A)の材料と一緒に練り混ぜ、4cm程度のハンバーグ型に成形する。
※ごぼうは火の通りが良くなるように薄く切りましょう
※ごぼうはアク抜きせずに、すぐに調理してください
2) フライパンに油を入れてなじませ、中火で熱して(1)を並べ入れる。
蓋をして2分程度加熱。
3) 裏返してもう片面も焼いて全体に火を通す。
※途中、下面が焦げないように様子をみて、火加減を調節してください
4) フライパンの余分な油を紙タオルなどでしっかり拭き取る。
5) 混ぜた(B)を入れてからめる。
※焦げつかない加工をされた直径20cmのフライパン使用。蓋も必要です
※このあとフライパンは洗わずに、2品目の副菜を作ります
2品目 わかめと野菜の巣ごもり卵
材料(1人分)
- 卵 1個
- にんじん 20g
- きぬさや 5個
- 水 大さじ3
- わかめ 大さじ1
- 炒りごま(白) 大さじ1
作り方
1) にんじんは細切りにする。きぬさやは筋をとって半分に切る。
2) フライパンを洗わずに、にんじんと水を入れて中火で熱する。
※つくねを焼いたうまみや照り焼きタレの風味もそのまま利用します
3) わかめときぬさやを入れ、ドーナツ型にして中央に卵を割り入れ、フライパンに蓋をして弱火にする。
※わかめが汁気を吸ってしっかり味に。汁気対策にもなります
4) 5分程度加熱したら火を止めて、そのまま余熱で卵に火を通し、卵に軽く塩をふる。
2品弁当の詰め方プロセス
1) 今回は簡単にのっけ弁当に。ごはんを弁当箱に入れて冷まし、ちぎった海苔をのせる。
※冷ます時には割りばし等の上に弁当箱を置いて、底を浮かせると下にも空気が通り、早く冷めます
2) 巣ごもり卵を、左寄りにのせる。巣ごもり卵を詰める時は、最初に、周りの野菜などを詰めて…
その上にヘラで卵をのせると、スムーズです。
さらに、フライパンに残った野菜を周りに彩りよく詰める。
3) 右にメインの鶏ごぼうを詰めて、炒りごま(白)をちらす。
※分量外の材料(ごはん1人分、炒りごま、海苔 適量)
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今週の「心が楽になる2品弁当」はいかがでしたか?
困った時の「巣ごもり卵」レシピ。野菜も卵も一緒にとれるだけでなく面積もあるので、「のっけ弁当」の場所埋めにも最適です。
調理手順も、詰め方も簡単な「途中洗わずにフライパン1つで作る2品 」& 「のっけ弁当」の完成です。
4月からのお弁当生活。
最初は後片づけも楽で、詰めるのも簡単な、こんなはじめるのはいかがですか?お弁当を作るのが億劫でなくなるかもしれません。
毎日のお弁当作り。心を楽に。2品弁当を楽しんでください。
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「心が楽になる2品弁当」のルール
- おかずは2品だけ
- 詰め方も簡単に。紙カップは使わない
- 市販の調味料やあしらいものは常備して利用
- 2品で朝15分以内に完成する簡単美味しいお弁当
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料理研究家 かめ代。
公式サイト 「 kameyo レシピと暮らし」 https://kameyogohan.com/
☆この連載は<毎週日曜日>に更新します。来週もどうぞお楽しみに…!