「留学生」を英語で言うと?
学校生活でよくやり取りされそうな、一往復の短い英語会話例を集めました♪
What are you studying?
(あなたの専門は何ですか。)
Economics. I want to work on Wall Street after college.
(経済です。大学卒業後は、ウォール・ストリートで働きたいんだ。)
What are you studying?は、「今、何を勉強しているの?」ではなく、「大学(院)で何を専攻しているの?」という意味です。同じく、I studied religion in collegeと言ったら「大学の専攻は宗教だった」という意味になります。I want to study physics in collegeは、「大学で(専攻として)物理を勉強したい」という意味。文脈で意味を判断する力をつけましょう。
Hey, where’d you get that NYU t-shirt? I want one!
(ねぇ、あのニューヨーク大学のTシャツはどこで買ったの?めっちゃ欲しい!)
At the college bookstore on campus. I have a ton of NYU stuff.
(構内の書店にあるよ。それにニューヨーク大学のグッズはめちゃ持ってるよ!)
stuffは「物」という意味ですが、ここでは大学グッズを表します。アメリカの大学は愛校心が強く、大学構内や地元の店で、Tシャツ、トレーナー、キーホルダー、マグカップなどの大学グッズが売られています。
There’s a dinner for international students in my dorm tomorrow. You should come.
(明日、僕の寮には留学生のため、食事会があるよ。来ればいい!)
If there is free food, I’m there!
(ただで食べ物が出るなら絶対に行く!)
「留学生」は、昔はforeign students(外国人学生)と表現したが、今はinternational studentsと言う方が一般的です。exchange students(交換留学生)は一定期間の留学ですが、international studentsはもう少し長期に滞在するニュアンスがあります。
(アン・クレシーニ著 / コスモピア編集部 編 『ネイティブが教えるアメリカ英語フレーズ1000』 より )
覚えておきたいワード&フレーズ
- What are you studying?:大学(院)で何を専攻しているの?
- economics:経済学、経済
- Wall Street:ウォール街、米国金融界
- ton of:山ほど、たくさん
- stuff:物
- international students:外国人学生、留学生
音声も一緒に確認しよう!
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書籍紹介
書籍『ネイティブが教えるアメリカ英語フレーズ1000』 では、アメリカ・バージニア州で生まれ、日本で言葉の研究を長年続けているアン先生が、若者言葉やスラングも含めて、イキのいい表現をたくさん教えてくれます。映画やTVドラマを見ていて耳に入ってくる表現がグンと増えること間違いなし。社会的・文化的背景なども丁寧に説明しており、今のアメリカのあれこれを理解するのにも役立ちます。
「家」「交通機関」「カフェ」「レストラン」「ショッピング」「学校生活」「美容と健康」「レジャー」「パーティー」「旅行」の10シーンを設定し、各シーンごとの定番表現20、つぶやき表現36、会話表現10、5往復程度のダイアローグ1本、そして学んだことを復習するセルフチェックの5つのコーナーで構成しています。
定番表現は、日々の生活の中で繰り返し使う言い回し、つぶやき表現はひとりごと英語の練習やSNSでさっと使えるフレーズを含んだ文、会話表現はテーマに沿った一問一答形式。各表現には詳しい意味や使い方の注意点をまとめたミニ解説がついています。「マイカー」「コインランドリー」など、つい使ってしまいがちな和製英語の解説も。
英語を学ぶ方にはもちろん、アメリカについて理解を深めたい方にもおすすめの一冊です。
『ネイティブが教えるアメリカ英語フレーズ1000』(amazon.co.jpへ)>>
著者プロフィール
アン・クレシーニ
北九州市立大学准教授。専門は外来語と異文化コミュニケーション。米バージニア州出身。福岡県宗像市応援大使、日本在住歴25年
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