おはようございます。10,000個以上のパンを食べ歩いたパンマニアの片山智香子です。
この連載では、朝から元気になれる美味しいパン屋さんやカフェを紹介します!
今回紹介する「Bakery ASURUN」(ベーカリーアスラン)は、小田急小田原線の開成駅の出口を出たら、左方向へ進み、徒歩約25分。右手に黄色い庇が見えてきたら到着です。通りの対面が町役場なので、そちらを目指していくと分かりやすいかも。大きな通り沿いなので車でないと行けない!ということはないのですが、公共交通機関を利用すると、約30分かかります。
朝は7時30分からオープン。私が訪問した8時頃には商品は約6割揃っていました。ハード系のパンは昼に向けて焼いて行くので、豊富な種類からパンを選びたい場合は、少し遅めの来店がおすすめ。
こちらの店主の方は、千葉県松戸市の人気ベーカリー「ツォップ」出身ということで、訪問前からカレーパンは絶対に買いたいと思っておりました。
カレーパン
香ばしくきつね色に揚げたガリッガリの衣に13種類のスパイスが入った自家製カレー。パン粉も手作りだそうですよ。
粗目のパン粉のざっくり食感が心地良く、辛いというよりは、どちらかというと旨味を感じるカレーフィリングがたっぷり。そうかと思えば辛味が後から追いかけてきて、食べていて飽きない。一口目からスパイスを感じ、店主の本気を感じる一品でした。
こしあんぱん
手のひらサイズのこぶりなあんぱんが何種類もあったなか、この日は、こしあんぱんを選びました。しっとりした生地に有機栽培の小豆「茜丸」のこしあんがたっぷり入っています。
とにもかくにも餡子がなめらかで美味しく、上にかかったケシの実が良いアクセントになっています。一つ税込み102円という手ごろな値段なので、何種類かまとめ買いするのもありかもしれませんね。
珍しいチーズブレッツェル
プレーンもあったのですが、チーズがかかったものって珍しいなと思って選びました。
正直、個人的には普通のブレッツェルって途中で味わいに飽きてしまうところがあるのですが、こちらの場合、カリカリッとした食感やチーズの塩味とコクが味わいに変化をくれて美味しかったです。
店内にイートイン席はありませんが、店前にベンチがあるのでそちらで焼きたてを食べて行くこともできそうです。
Bakery ASURUN(ベーカリー アスラン)
住所:神奈川県足柄上郡開成町延沢字中河原854プラザ開成106
電話番号:0465‐46-8452
営業時間:7:30~
定休日:水曜日・木曜日
Instagram:@bakeryasrun
※記事の内容は取材時の情報です。営業時間、定休日、商品等の最新情報はお店のホームページやSNSなどでご確認ください。★本連載は隔週金曜日でお届けしています。