おはようございます。ファイナンシャルプランナーの稲村優貴子です。
この連載では、『朝のスキマ時間に学ぶ♪家計管理・お金の基本』というテーマで、お金にまつわるコラムをお届けします。
皆さんは「お金が貯まる人」になりたい…そう思いませんか?
私がお金についてカウンセリングをする中で、資産運用などお金を増やす相談をされる方と、赤字解消の相談をされる方で違いがあることに気が付きました。
今回は、お金に好かれている人に共通する美マネー習慣を3つ紹介します。
【1】お金を大切に扱う
カウンセリングの際は、事前にお知らせしたご相談料をトレイで受け取りますが、お金に好かれている人は、おつりのいらない金額を、綺麗な封筒に入れて出してくださいます。
これが…一人や二人ではなく、お金を増やす相談をしにこられる方(運用できるほど、お金に好かれている方)に共通していることです。
一方で、赤字について相談したい…という方は、100%ではありませんが、しわしわのお札を無造作に出す傾向があります。
一度、お財布の中に現金がなくて「キャッシュコーナーで出金してきてもいいですか?」と言われたこともありました。
お金は、大切に扱ってくれる人のところに来てくれる…のかもしれませんね。
お金に好かれたい!と思ったら、お金の扱い方、渡し方も大切にしてみましょう。
【2】ドアの開閉が丁寧である
オフィスにいらっしゃる時、ドアをそっと閉める。そんな気づかいがある方も、お金に好かれている傾向があります。
所作のひとつひとつに心配りができるということは、お金の使い方にも気をつかえる人が多いのかもしれません。
【3】お財布がスッキリしている
お金に好かれている人のお財布は、レシートや小銭でパンパンになっておらず、形もきれいなままなことが多いです。
レシートやポイントカードを受け取ってそのままにしていると、あっという間にお財布はパンパンになりますよね。
数日に一回でも、お財布の中身をチェックしていれば、入れっぱなしにはなりません。つまり、お金に丁寧に向き合う時間を作ることも、お金に好かれる要因になるのではないでしょうか。
まとめ
3つの「美マネー習慣」に共通しているのは、丁寧に生きるということ。
お金は、なんとなく使っていると、いつの間にかなくなってしまうものです。使う目的を意識して、お金を丁寧に扱っていれば、きっとお金に好かれるはず!今日から少しずつ始めてみませんか?