英語「beer belly」の意味って?
美容や健康について、英語でかわされる短いやりとり例をまとめました♪
Hey, what’s your New Year’s resolution this year?
(ねぇ、今年の新年の抱負は何?)
I wanna lose ten pounds and get rid of this beer belly.
(10パウンドやせて、このビール腹をなくしたい。)
New Year’s resolutionは「新年の抱負」。アメリカでは毎年「やせること」が人気の新年の抱負(他に人気なのは「運動する」「貯金する」など)。beer bellyは「ビール腹」のこと。脇腹のぜい肉にはlove handles、muffin top、spare tireなど、様々なスラングがあります。
So, what do you wanna eat?
(では、何が食べたい?)
I WANT to eat a pizza, but I am committed to eating healthy, so let’s get sushi.
(まぁ本音はピザだけど、健康に良い物を食べることにコミットしたから寿司にしよう。)
commitは日本語でもよく耳にする「コミットする」という意味です。最近、テレビCMやビジネス業界で聞くようになりましたが、まだ正しい意味をわかっていない人がいるかもしれません。英語では「何があっても、最後まで諦めないで成し遂げる」という意味で使われます。I’m committed to my job.(自分の仕事に専念している)、I’m committed to my marriage.(結婚生活に真剣に向き合っている)
She had a painless delivery and felt great afterward.
(彼女は無痛分娩で出産して、その後すごく元気だったよ。)
That’s wonderful! I’m glad it went smoothly.
(それは素晴らしいね!順調にいって良かった。)
painless deliveryは「無痛分娩」の意味。また、麻酔や帝王切開などの医療的な介入をできるだけ使わず、自然な形で行われる出産をnatural delivery(自然分娩)と言います。go smoothlyは「上手くいく」「順調に進む」。
How long have you been training?
(トレーニング始めてどのくらいなの?)
About six months now. I focus on aerobic exercise twice a week.
(今で6カ月くらい。週2回の有酸素運動をしているよ。)
aerobic exerciseは「有酸素運動」。逆にanaerobic exerciseは「無酸素運動」を指します。exerciseが広く一般に「運動」を指す言葉であるのに対し、workoutはより計画的で、強度が高い運動を意味します。
(アン・クレシーニ著 / コスモピア編集部 編 『ネイティブが教えるアメリカ英語フレーズ1000』 より )
覚えておきたいワード&フレーズ
- New Year’s resolution:新年の抱負
- beer belly:ビール腹
- commit:何があっても、最後まで諦めないで成し遂げる
- painless delivery:無痛分娩
- natural delivery:自然分娩
- go smoothly:上手くいく
- aerobic exercise:有酸素運動
- anaerobic exercise:無酸素運動

英語「I am full」の意味って?
音声も一緒に確認しよう!
語学ジャンルの人気アプリabceedから、スマホで音声が聞けます。PCへのmp3音声ダウンロードも可能です。
書籍紹介
書籍『ネイティブが教えるアメリカ英語フレーズ1000』 では、アメリカ・バージニア州で生まれ、日本で言葉の研究を長年続けているアン先生が、若者言葉やスラングも含めて、イキのいい表現をたくさん教えてくれます。映画やTVドラマを見ていて耳に入ってくる表現がグンと増えること間違いなし。社会的・文化的背景なども丁寧に説明しており、今のアメリカのあれこれを理解するのにも役立ちます。
「家」「交通機関」「カフェ」「レストラン」「ショッピング」「学校生活」「美容と健康」「レジャー」「パーティー」「旅行」の10シーンを設定し、各シーンごとの定番表現20、つぶやき表現36、会話表現10、5往復程度のダイアローグ1本、そして学んだことを復習するセルフチェックの5つのコーナーで構成しています。
定番表現は、日々の生活の中で繰り返し使う言い回し、つぶやき表現はひとりごと英語の練習やSNSでさっと使えるフレーズを含んだ文、会話表現はテーマに沿った一問一答形式。各表現には詳しい意味や使い方の注意点をまとめたミニ解説がついています。「マイカー」「コインランドリー」など、つい使ってしまいがちな和製英語の解説も。
英語を学ぶ方にはもちろん、アメリカについて理解を深めたい方にもおすすめの一冊です。
『ネイティブが教えるアメリカ英語フレーズ1000』(amazon.co.jpへ)>>
著者プロフィール
アン・クレシーニ
北九州市立大学准教授。専門は外来語と異文化コミュニケーション。米バージニア州出身。福岡県宗像市応援大使、日本在住歴25年
バックナンバー
1日1つずつ覚えよう!朝のひとこと英語レッスン by 編集部(協力:eステ)
☆この連載は<毎日更新>しています。明日の朝もどうぞお楽しみに!