「朝活手帳」の著者 池田千恵さんの新連載。朝時間を活用して人生を変えた池田さんに語っていただく、朝時間×ノートの使い方、考え方。年齢やキャリアに関係なく、夢を叶えるためのヒントが詰まっています。ノートを用意して、一緒に朝ノート習慣をはじめませんか?
第3回:夢をかなえるアイデアノートの作り方(前編)
おはようございます!朝イチ業務改善コンサルタントの池田千恵です。
この連載「朝ノートで作る!マイストーリーの育て方」では、朝時間でノートに自分の過去(自分が紡いできた物語)や未来(これから紡ぐ物語)を描くことで、小さいころからの夢やワクワク、興味の向かう先を思いだし、未来の夢につながる「道しるべ」を見つける方法を紹介します。
今回は、アイデアをただのメモに終わらせず、現実化するための朝ノートの使い方について紹介します。
ノート中の「捜し物」を最小限にしよう
第1回の記事では、電子機器にはないノートの良さは「デジタルデトックスにある」とお伝えしました。
情報が多すぎて、自分が何をしたいのか、どこに向かいたいのかを見失ってしまいがちな毎日に、朝30分だけでも静けさを取りもどすためには、デジタルデトックスできるノートが最適だと思います。
一方で、ノートには次のようなデメリットもあります。
- 記録できるスピードや容量が限られている
- 検索のしやすさは電子機器に劣る
アメリカのライターメーカーZippo社が実施したアンケートによると、日本人がなくしもの探しに費やす時間は一生で52日間だそうです。
52日間を多いと見るか少ないと見るかは、人によりさまざまだと思いますが、日々のちょっとした無駄時間がつもり積もると、大きな時間になることは確かです。
せっかくノートに書いた思いつきやひらめきも、どこに書いたかわからなくなったらムダになってしまいますよね。
ノートは上記の通り、電子機器に比べると検索がしにくい分、書き方に気をつけないと、当時の内容を思い出すのに時間がかかったり、アイデアを書いた場所自体を忘れて探すのに時間がかかったりしてしまいます。
だからこそ、ノートに記録する際に、一定のルールを最初に設けておくことが重要となってきます。
今回は、私が実践しているアイデアノートの使い方をご紹介します。
検索しやすさが重要!アイデアノートの使い方6つのポイント
ポイントは6つありますが、コツは「色分け」と「タイトルづけ」です。
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1) 専用のアイデアノートを作る
2) 全て時系列順に書く
3) どんなに些細なメモでも、日付とタイトルを必ずつける
4) 日付とタイトルはノートの一行目の同じ場所に書く
5) テーマが変わるごとにページを変え、ペンの色を変える。追記した箇所は、追記と分かるように色を変える
6) ノートは一冊終わるごとに、表紙に使用開始日と終了日を記入する
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これらのポイントに気をつけながら朝ノートを使うことで、アイデアをムダにせず、実行しやすくなりますよ!
後編の記事では、このポイントを守りながらどのようにノートを使うか、さらに詳しく解説します。どうぞお楽しみに。
☆本連載は毎月1日・2日の公開です。
☆後編「色分けがポイント!朝のアイデアノートで夢を叶えるコツ」は、2/2(日)公開予定です。