“人と比べて落ち込む”…モヤモヤを洗い流す「朝ノート」の書き方

 

「朝活手帳」の著者 池田千恵さんの連載「朝ノートで作る!マイストーリーの育て方」では、朝時間を活用して人生を変えた池田さんに朝時間×ノートの使い方、考え方をご紹介いただきます。ノートを用意して、一緒に朝ノート習慣をはじめませんか?

第25回:人と比べて落ち込む…そんなモヤモヤを洗い流すノートの書き方(前編)

おはようございます!国家資格キャリアコンサルタントの池田千恵です。

この連載では、朝時間でノートに自分の過去(自分が紡いできた物語)や未来(これから紡ぐ物語)を描くことで、小さいころからの夢やワクワク、興味の向かう先を思いだし、未来の夢につながる「道しるべ」を見つける方法を紹介します。

今回は、人と比べて落ち込む…そんなモヤモヤした気持ちをキレイサッパリ洗い流す「朝ノート」の書き方について解説します。

今年の目標達成はもう無理かも…そんなあなたも大丈夫!

いよいよ2021年も残り1ヶ月!やり残しゼロを目指していろいろ頑張っているところだと思います。

目の前のすべきことにいっぱいになりがちなこの時期ですが、今のうちに今年のモヤモヤ気分はスッキリ解消していきたいものですね。

たとえばこんなモヤモヤが顔を出すこと、ありませんか?

2021年を振り返ると、いつも目標を立てっぱなしで果たせないことの方が多かった気がする。後一ヶ月では到底間に合わない。一方で、夢をどんどん現実にしていく人もいる。すごいなあ、羨ましいなあ、いいなあ、ずるいなあ、私だって…とちょっとひがんだような気持ちになったり嫉妬したりする気持ちでモヤモヤ…

…私もこんなモヤモヤした気持ちになること、よくあります!

そんなときこそ、ノートの出番です。

2021年、やろうと思ってもできなかった自分。できた人と比べたり、ひがんだり羨ましがったりする気持ちは誰にでもあります。そんな気持ちを「感じてはいけない」とガマンすると、つらくなってしまいます。

誰にも見られることがないノートにその思いを書き綴っていくと、モヤモヤは少しずつスッキリしてきますよ。

以前の記事( 「広げて」「まとめる」がコツ!手帳とノートをうまく使い分ける方法 )でもおすすめしているモーニングページを実践してみると、自分がどの点にモヤモヤしているかが明確になるのでおすすめです。

ここでのポイントは、まずは感情をそのまま書くこと

書きなぐっているうちに自然に冷静になっていきますよ。

ワンランク上の朝ノート術で、モヤモヤをさらにスッキリ!

ただ生まれた感情をひたすらノートに書いていくだけでも、じゅうぶんに効果がある朝ノート。

次にやってほしいのは、生まれた感情をもとに「さあ、では私は次に何をする?」という行動に移すための朝ノートです。

それは、「すごいな、それに比べて私は…」と落ち込んだり卑下したりしたときにおすすめの「型」にそって考えをまとめる方法。

私はこの型を「行動比較アクションボックス」と呼んでいます。

この型にそって考えをまとめていくと、他者が成功しているという「結果」ではなく、他者が成功するに至った「原因」や「経緯」を考えることができるようになります。

夢を叶えた人と自分を冷静に比較できるため、憧れの人が嫉妬の対象から研究対象に変わります。

明日公開予定の後編では、この「行動比較アクションボックス」の具体的な記入例をもとに、さらに詳しく解説します。どうぞお楽しみに!

☆本連載は毎月1日・2日の公開です。

☆後編「他者の成功を自分に活かす!行動につながるノートの書き方【実践編】は、12/2(木)公開予定です。

 

この記事を書いた人
Nice to meet you!

朝ノートで作る!マイストーリーの育て方

Written by

池田千恵

株式会社朝6時 代表取締役。国家資格キャリアコンサルタント。

外食企業、外資系企業を経て現職。経営戦略としての朝時間活用の仕組みを構築しているほか、個人に向けては会社員のまま成果を出しつつ自分だけの商品を作り、本業以外にも収入経路を持つ方法を朝活で学ぶコミュニティ「朝キャリ」(https://ikedachie.com/course/salon/を主宰。12年連続プロデュースの「朝活手帳( https://asajikan.jp/article/212337 )」など著書多数。

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