「朝活手帳」の著者 池田千恵さんの連載「朝ノートで作る!マイストーリーの育て方」では、朝時間を活用して人生を変えた池田さんに朝時間×ノートの使い方、考え方をご紹介いただきます。ノートを用意して、一緒に朝ノート習慣をはじめませんか?
第6回:朝ノートのひらめきを現実化するには?(後編)
おはようございます!朝イチ業務改革コンサルタントの池田千恵です。この連載では、朝時間でノートに自分の過去(自分が紡いできた物語)や未来(これから紡ぐ物語)を描くことで、小さいころからの夢やワクワク、興味の向かう先を思いだし、未来の夢につながる「道しるべ」を見つける方法を紹介します。
今回は、朝ノートに書きとめた「ひらめき」を現実化する方法の後編です。
朝ノートは1週間・1ヶ月単位で「棚卸し」しよう
前編の記事(見直しがポイント!朝ノートで「夢を現実にする」方法)では、ノートを見直すタイミングをあらかじめ決めてしまい、手帳に予定として入れて「朝のルーティン化」することを提案しました。
でも、新しい習慣は、定着させるまでが大変ですよね。自分ひとりでやろうと思っても、なかなか進まないこともあるでしょう。
そんな方にぴったりなのが、今回提案する、オンラインで集まり、ただもくもくと作業をする仲間をつくる方法です。
オンラインのみんなで一緒に!朝ノート振り返り会の方法とメリット
私が主宰する朝活コミュニティの「朝キャリ」では、新型コロナウイルスが猛威をふるう前の昨年9月ごろから、定期的に月末の朝、オンラインで朝集まり、朝活手帳の記録を定期的に振り返る会を開催しています。
これがメンバーに大好評!朝時間.jpの読者の皆さんの、朝ノートの振り返りにも有効なやり方だと思いますので、具体的な手順を紹介しますね。
今は「会議」や「飲み会」など積極的なコミュニケーションを通るためのツールとして会議システムを使うことが多いですが、「予定していた仕事やタスクを、各自もくもくと作業する」ために活用してみましょう。
オンラインでできる!「朝ノート振り返り」のポイント
具体的には、私は、次のような形式で振り返りを運用しています。会議ツールやSNSは、やりやすいものを各自試してみてください。
1. Facebookのイベントページでイベントを立ち上げ、参加者を募集する
2. オンライン会議システムZoomを活用し、ビデオはオンにしてお互いの顔が見える状態にしておく
3. 朝7時〜8時で、手帳の振り返りをもくもくと各自すすめる(音はミュートにして集中する)
4. 8時〜8時半で、時間がある方は発表や雑談をする
ペースをつかみつつ、ノートや手帳に書いたアイデアを振り返ることができて、とても良い方法なんですよ。
会話やコミュニケーションを苦痛に感じる方でも、挨拶だけすればいいので気楽ですよね。人とのつながりを適当な距離感で取れるこの方法だと、集中力も維持できます。
今このご時世ではカフェに集まることは難しいですが、オンラインだったらみんなで集まれます。
それぞれ同じ目的をもって、見える場所で勉強している仲間がいるというだけで連帯感が生まれます。また、この手法だと「自分だけが寝るわけにはいかない」という「ピアプレッシャー」が生まれるので、早起きが定着しやすくなります!
外出自粛期間が空けた後、リアルで会うのが楽しみになる、というのもメリットです。ぜひ一度試してみてくださいね!
☆本連載は毎月1日・2日の公開です。
☆前編「見直しがポイント!朝ノートで『夢を現実にする』方法」 >> https://asajikan.jp/article/184648