連休中やりたいことを全部やるなら!「朝ノート」に書きたいこと

 

「朝活手帳」の著者 池田千恵さんの連載「朝ノートで作る!マイストーリーの育て方」では、朝時間を活用して人生を変えた池田さんに朝時間×ノートの使い方、考え方をご紹介いただきます。ノートを用意して、一緒に朝ノート習慣をはじめませんか?

第18回:やりたいことを全部やるための「朝ノート」って?(前編)

おはようございます!朝イチ業務改革コンサルタントの池田千恵です。

この連載では、朝時間でノートに自分の過去(自分が紡いできた物語)や未来(これから紡ぐ物語)を描くことで、小さいころからの夢やワクワク、興味の向かう先を思いだし、未来の夢につながる「道しるべ」を見つける方法を紹介します。

連載18回目の今回は、連休中、やりたいことをすべてやる方法について解説します。

ワクワク立てた計画のはず…なのになぜ進まないの?

手帳とえんぴつ

ゴールデンウィークがはじまりました。今回は新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、おうちで過ごす時間が長くなりそうですね。

まとまった時間があると「あれもこれもやろう!」とワクワクしますよね。外出や遠出ができない分、「読書や動画配信漬けで過ごしたい」「なかなか取りかかれなかった資格試験の勉強をしたい!」などと計画している方もいらっしゃるでしょう。

一方で、これまでも連休前に「あれもこれもやろう!」と計画したものの、連休最終日に振り返ると時間がいつの間にか溶けていて、計画の半分くらいしか進まなかった…そんな経験が頭を過る方も少なくないはず。

連休最終日に「なんだかいつのまに時間が過ぎて、消化不良…」ということがないよう、今のうちに準備していきましょう!

“Have to”と“Want”どっちの「やりたい」か見極めよう

「やりたい」と思っていたはずのことがなぜか進まない…そんなとき、Have to=やらなきゃと、Want=やりたいがごちゃまぜになっていることがよくあります。

Have toとWantは一見「やりたい」という言葉ひとつで済ませがちですが、実は大違い。

本当にやりたいと思っていること=Want

今後の将来を考え「やらなきゃやばい」と思っていること=Have to

Wantは、誰かにあれこれ言われなくても勝手にやっちゃうことです。連休中もどんどん進めていけるはずですので、準備は何もしなくてもOK。

例えば、今はコロナで難しいかもしれませんが、プライベートの旅行の計画などはWantです。前もってワクワク数ヶ月前から予約しているはずですよね。

「やりたいと思っていたのにできなかった…」そうなってしまいがちなのは、Have to 寄りの「やりたい」です。例えば

  • 将来に備えてやっておかないと
  • 今勉強しておかないとあとで大変そう

…こういう理由の「やりたい」は、先のことでぼんやりとしていますし、切羽詰まっていない+面倒くさいなどの理由で、つい後回しにしてしまいがちです。

連休中にやりたいことリストを書いてみよう

ノート

自分の「やりたいこと」はHave toかWantか見極めたいときは、次の手順で進めてみましょう。

1. ノートの左に「連休中にやりたいことリスト」を書きます

2. やりたいことの右側に「なんで?」の理由を書きます

3. 「なんで?」の理由がポジティブ寄りならWant、ネガティブ寄りならHave toです

詳しいHave toとWantの見極め方は、『人に振り回されない!「自分軸」が見つかる朝ノートの書き方』( https://asajikan.jp/article/198522 )で解説しているので、この機会に「やりたいことリスト」をまとめていきましょう。

Have to寄りの「やりたい」を後回しにしない方法は?

このやり方でWant三昧の連休を過ごそう!と決めてしまえばスッキリワクワク連休を過ごせます。

とはいえ、Have to寄りの「やりたい」も進めていかないと…と思いますよね。時間がある今のうちにどうしても準備しておきたいこともあるでしょう。

明日公開予定の後編は、Have to 寄りの「やりたい」を、どうしたらモチベーション高く実践できるかについて解説します。どうぞお楽しみに!

☆本連載は毎月1日・2日の公開です。

☆後編『気が進まない「やらなきゃ」を「やりたい!」に変えるノートの書き方』は、5/2(日)公開予定です。

 

この記事を書いた人
Nice to meet you!

朝ノートで作る!マイストーリーの育て方

Written by

池田千恵

株式会社朝6時 代表取締役。国家資格キャリアコンサルタント。

外食企業、外資系企業を経て現職。経営戦略としての朝時間活用の仕組みを構築しているほか、個人に向けては会社員のまま成果を出しつつ自分だけの商品を作り、本業以外にも収入経路を持つ方法を朝活で学ぶコミュニティ「朝キャリ」(https://ikedachie.com/course/salon/を主宰。12年連続プロデュースの「朝活手帳( https://asajikan.jp/article/212337 )」など著書多数。

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