おはようございます。朝時間アンバサダーで、ダイエットインストラクターの岩瀬結暉です。
今回は、ダイエット中の「塩分」との付き合い方についてです。
カロリーや糖質だけじゃない。ダイエット中に気をつけたい「塩分」
塩分で体脂肪は増えませんが、過剰摂取は、むくみと体重増加につながります。
「塩分」で体重増加する理由
塩分を多く摂取すると、体内の水分バランスが崩れ、むくみが生じやすくなります。体内の塩分濃度が高くなると、これを薄めて適正に戻そうと、身体に水を溜め込むためです。
一時的とはいえ、水分であっても体重増加の一因となり、ダイエットの進行を妨げる可能性はあります。むくみによる体重増加は、本来の正確な体重を把握しづらくし、特にモチベーションを低下させることになるからです。
また、塩分の多い濃い味の食事は、食欲を増進させます。米やパンなどの炭水化物を必要以上に欲してしまい、その場合は糖質過多で体脂肪が増える場合も。
その他、過剰な塩分摂取は高血圧のリスクを高め、心臓病や脳卒中などの健康問題を引き起こす可能性があるので、健康面でも注意が必要です。
適切な塩分摂取量の目安を知ろう
厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2020年版)」によると、1日の塩分摂取量の目安は以下の通りです:
- 18歳以上の男性:7.5g未満
- 18歳以上の女性:6.5g未満
ちなみに、カップ麵などは1食分で5g前後の塩分が含まれています。専門店で食べるラーメンやうどんはカップ麺の1.5倍の塩分が含まれているものが多く、私たちは減塩を心がけて薄味にしているつもりても、意外と多くの塩分を摂取している傾向にあります。
塩分を控えるメリットとしては、むくみの軽減、高血圧リスクの低減、余計な食欲増進を防ぐ、食材本来の味わいを楽しめるようになるなどがあげられます。
塩分を減らす工夫としては、減塩食品を活用したり、ハーブやスパイスなどを使用して風味を加えたり、加工食品や外食を減らして自炊したりするなどがおすすめです。
ただし、極端な塩分制限は必要ありません。塩分も必要なので、適度な摂取を心がけることが大切です。
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