9月22日:今日は「国際ビーチクリーンアップデー」
今日は海岸のゴミを拾って調査するビーチクリーンアップデー。私たちが生活する部屋も、ゴミやモノって少しづつ増えていくものですよね。最近は断捨離がブームになり、快適な空間をのぞむ人が多いようですが、キレイな部屋を保つために掃除や片付けはずっと繰り返していくもの。部屋をキレイに保つためには、こちらも最近注目されている脳のしくみが関係しているようなんですが、それってどんなことなのでしょう?
女性は平面の片付けは得意だけど三次元は苦手
今、部屋の中は片付いていますか?部屋と心はリンクしているといわれ、ある実験によると、ちらかった部屋の人はどんどんモノを買ってしまったり、数字の問題を解くことが苦手な人が多かったのだそうです。脳は見たことをそのまま処理するため、ちらかっている部屋の場合は入ってくる情報がおおく、脳は処理をするのに疲れてしまうのだとか。試験前に片付けがしたくなるというのは、自然の現象だったのですね。
散らかる理由の1つにモノを手放せないことがありますが、手放せないのは「もったいない」「思い出の品」という理由がほとんどなんだとか。また散らかっていることを気にしなかったりちらかった部屋に気付かないなど、脳の働きを活用できていないことも片づけられない理由であるといわれていますが、片付けることでポジティブになったり脳に刺激を与えるメリットがあるので、考えがまとまらない時やこころが疲れているときは、片付けを意識的に行ってみるといいそうです。
いざ片付けを始めるときにあると便利なのが、処分に迷ったものを入れる段ボールや紙袋。迷ったものは少しのあいだここに保管して、しばらく経っても使わないようなら手放すというふうに、期間限定の避難所をつくることで作業が進みやすくなります。また、女性の脳は机など平面の片づけは得意なのですが、押し入れや棚など三次元の片づけは苦手なんだそうです。しかし三次元の片付けは、置きかたや整理のしかたでグッと印象がかわることから脳のトレーニングになるといわれているので、ぜひチャレンジしたいものですね。そんな三次元の片付けのポイントは、向きをそろえたり色や高さをそろえていくことでスッキリみせることができるのだとか。そして仕上げにはくりかえし運動である拭き掃除をすると、気分をととのえるセロトニンがふえてストレスを減らす効果があるそうですよ。
部屋がきれいになると気分がスッキリして、達成感から前向きな気分になりますよね。またリラックスできる空間で過ごすフリータイムは、疲れもとれやすいのではないでしょうか。湿度が少なく気候のいいこの時期、お天気のいい休日は大掃除で部屋とココロをスッキリしてみるのもいいかもしれません。片付けは消費カロリーがおおいので、部屋をきれいにしながら自分のキレイにもつなるかも!?
国際ビーチクリーンアップデーとは?
アメリカ・サンフランシスコに本部のある海洋自然保護センターが1985年から実施。この日に近い週末に、世界各地で一斉に海岸のごみを拾い集め、その数量・種類等を調べることによって、海洋のゴミの発生元や、地球環境への影響を調査している。