おはようございます。整理収納アドバイザーのみほです。
お家のお片づけをはじめたい、断捨離をしたいと宣言をしてみたものの、どこから何から始めていいかわからない!とお悩みの方へ。
今日は、モノを捨てられない母と一緒にモノにあふれてた実家の整理収納をした中で見つけた、捨てられない人のこれから捨てれば良い3選をご紹介いたします。
【1】 あきらかに壊れているモノやゴミ
昨年、実家のお片づけを母とともにやりました。母はモノを大切にする人であり、モノを捨てられいない人でもありました。
- もったいない
- まだ使える
- いただきもの
など、捨てられない理由はいくつもあります。だけど、断捨離をはじめたい母のために、手放すことへハードルを下げることが大切だと痛感しました。
まずは、もう使えないモノである「壊れたモノ」と「ゴミ」から、断捨離をはじめることをすすめました。
目に見えてわかりやすい「壊れたモノ」と「ゴミ」ならば、使えないので「もったいない」ことはなく、「まだ使える」なんてこともありません。
手放すことの第一歩を踏み出すことができました!
【2】期限切れ
期限が切れているモノも、手放すことへのハードルが下がるので大変断捨離向きです。
- 食材→賞味期限・消費期限
- お薬→使用期限
モノがあふれていると、せっかく買った食材も使い切る前に期限が切れてしまい…ただのゴミになってしまいます。
母も驚いていたのですが、同じ食材をこんなにも重複買いしていたことに断捨離中に気づきました。もったいなくて、モノを捨てられずに大切にしていても重複買いをして期限が切れてしまっては元も子もありません。
【3】紙袋
紙袋って、溜まりがちですよね?
実家は父と母のふたり暮らし。
いつか使うかもということで、捨てられずにあっちこっちの隙間に詰め込まれていました。
しまい込んだ母ですら、こんなところに紙袋を保管していたんだとびっくりしていた場所にもありました。
だから、管理できる量を維持することが大切◎
押し込まれて忘れ去れてしまうようでは、「もったいない」「いつか使うかも」からはほど遠いです。最終的には劣化して、ゴミになってしまいます。
「管理できる量」を見極めることが大切。
例えば、収納場所はよく使う場所に絞って、今回は2カ所。「管理できる量」を維持するために、ここに入るだけ収納がおすすめ◎
あふれた紙袋はただ捨てるのでは「もったいない」「まだ使える」という迷いのせいで、最悪またため込んでしまいます。簡易的なゴミ箱として使っていくことで、手放すことへのハードルが下がるのでおすすめです。
まとめ
モノにあふれた実家。それはモノを大切にする親世代の証でもあります。無理せずにモノを手放していくには、「いる」「いらない」で判断していくには抵抗があるもの。そこで、判断に迷わない壊れているモノやあきらかなゴミからはじめてみませんか?
次のステップは、判断がしやすい「期限切れ」でサクサク断捨離していきましょう。慣れてきたら、あふれがちな紙袋へとステップを踏んでいき、少しずつモノを手放すハードルを下げていきませんか?
私自身、整理収納アドバイザーになった今もトライ&エラーを繰り返しながら、家族が暮らしやすい収納をめざして奮闘しております。みなさんの忙しい朝の時短に少しでもつながれば幸いです。
☆この連載は<隔週金曜日>更新です。次回もどうぞお楽しみに!