知っておきたい!「食べ物×お薬」のNGな組み合わせ

 

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5月13日:今日は「カクテルの日」

キレイな色や口あたりのよさが特徴のカクテルは、ベースのお酒にソーダなどをミックスしたドリンクのことで、人気のハイボールもカクテルの1つだといわれています。

この”カクテル”のように、混ぜるとよい効果があるといいのですが、食べ物やお薬には、混ぜたり一緒に食べるとよくないものがあるようです

ウッカリ…薬をのんでいるときは、要注意!

小さな頃「天ぷらとスイカは一緒に食べちゃダメ!」と、言われたことはありませんか?

これは、油分が強い天ぷらと、水分の多いスイカを一緒に食べると、胃液がうすくなり、消化不良になりやすいことから、こう言われるのだそうです。

同じように、ウナギとスイカの食べ合わせもタブーとされていますが、これも水と油の関係ゆえ。胃腸が強くない体質の方は、脂っこいものと水分の多いものを一緒に食べるとき、少し気にしてみると、消化に負担がかからないそうですよ。

このほか、傷みやすいカニと消化のよくない柿を一緒に食べたり、発がん性物質を作る可能性がある”サンマと漬物”、鉄分吸収を妨げる”ゆで卵とほうれん草”の組み合わせは、「食べ合わせがよくない」といわれています。

また、以前話題になったメントスと炭酸飲料の食べ合わせですが、これは胃のなかで炭酸が急に膨れあがるため、やはりキケンとされているようです。

しかし、食べ物の場合、組みあわせかたを間違えたとしても、大きな事故につながることは稀ですが、お薬との組み合わせには注意が必要なようです。

といっても、薬局で処方してもらったクスリは飲み合わせなどを、薬剤師さんがチェックしてくれるので安心です。ところが食べ物は、処方されるときに説明をうけても、ついウッカリしてしまうことが。

たとえば、お酒を飲んだあとにカゼ薬や睡眠薬をのんでしまったり。ぜんそくや咳止め、カゼ薬をカフェインを含むものと飲むと、お薬の作用や副作用が強くでることもあるのだとか。反対に抗生物質と乳製品を一緒にとると、お薬の作用を弱めてしまうこともあるようです。

最近は、医療用成分を含むお薬を市販で買うこともでき、小さなウッカリが大きなダメージを与えることもあるようなので、飲み合わせには気をつけたいもの。安全に使うには、アルコールやカフェインはとくに気にしていた方がいいかもしれません。

「クスリはコップ1杯のお水かぬるま湯でのむように」と言いますが、クスリをのんでいるときは、前後の飲みものや食べ物にも気をつけると安心ですね♪

「カクテルの日」とは?

アメリカの雑誌『バランス』の1806年5月13日号に、「カクテル」という名称が初めて登場したことに由来する。

 

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Written by

小原由美子

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