新年度が始まり、目標や計画を立てた方も多いのではないでしょうか。でも、思うように考えがまとまらず、モヤモヤすることもありますよね。
そんなときに役立つのが「ノート」です。ノートは目標達成やアイデアを形にするための強力なツールであり、思考整理にも欠かせません。
今回は、朝活手帳でお馴染みの池田千恵さんの連載から、思考をクリアにする「ノート術」アイデアを3つご紹介します♪
【1】「モーニングページ」と「マインドマップ」で思考整理
池田さんが実践するのは、朝に頭に浮かんだことを書き出す「モーニングページ」。朝の時間に1日3ページだけ、頭の中の思い浮かんだ言葉をそのままノートに書くというものです。
書く内容は何でもOK!すべての思考を吐き出すイメージで書いていきます。この作業は頭がモヤモヤしているときに特におすすめなんだとか。
次に「マインドマップ」を使って、向こう3ヶ月~半年のビジョンを広げていきます。中心にキーワードを置き、放射状にアイデアを広げることで、これから進めたいことが明確にするというもの。
これらを定期的に行うことで、モヤモヤが解消され、行動に移しやすくなります。
モーニングページは毎日~1週間に1度、マインドマップは3ヶ月~半年に1度のペースで実践するのがおすすめです。
どちらも、脳がフレッシュな朝のタイミングで行うことで、効果的に自分の考えを整理できますよ。ぜひ試してみてくださいね!
(参考:モヤモヤしたらコレ!「朝ノート」で頭の準備運動をする方法)
【2】「罫線あり」と「無地」を使い分ける
ノートを選ぶとき、「罫線あり」と「無地」どちらがいいか迷ったことはありませんか?実は、それぞれに適した使い方があるのです。
- 無地のノート
先ほどご紹介した、モーニングページやマインドマップなどは、自由にアイデアを広げやすい無地のノートおすすめです。線に縛られず、思いつくままに広げられるので、発想が広がりやすいですよ。
- 罫線ノートや手帳
一方で、罫線ノートや手帳は、整理や計画に向いています。アイデアをそのままにせず、具体的なタスクに落とし込むことで、行動につなげやすくなるので、目標達成や時間管理にはぴったりです。
おすすめの流れは、「無地ノートで思考を拡散」→「罫線ノートで行動を整理」すること。無地のノートに「モーニングページ」や「マインドマップ」を書いた後、手帳に具体的なタスクを記入することをおすすめします。
この2冊使いを習慣化すれば、朝のノート時間がより充実したものになりますよ!
(参考:罫線あり?なし?アイデアを広げてくれる「朝ノート」とその使い方)
【3】「やりたいこと」と「義務感」の区別をノートで整理
ノートに自分の考えを整理するとき、「やりたいこと」と「やらなければならないこと(Have to)」の区別がつかないこともありますよね。そんなときにもノート術はとても役立ちます。
まず、「やりたいこと」と「なんで?」を書き出してみます。
例えば、「副業のテーマを見つけたい」や「資格勉強をしたい」といった目標が、実は「リストラを避けるため」といった義務感(Have to)から来ていることもあります。
一方で、「海の近くに引っ越したい」や「ダイエットで-5kg痩せたい」といった目標は、自分が心から望むWantかもしれません。このように「なんで?」のホンネの部分をしっかりと見つめていくと、本当にやりたいことが見えてきます。
また、「やったほうがいい」と感じることが、本当に自分のやりたいことなのか、それともただの義務感なのかを見極めることが大切です。
ノートに書き出すことで、本当にやりたいことが明確になり、優先順位をつけやすくなります。
(参考:人に振り回されない!「自分軸」が見つかる朝ノートの書き方)

開くのが楽しみに♪生活や心が豊かになる「ノート術」アイデア3つ
手帳やノートに予定や目標を書き込むことで、思考がまとまったり、アイデアがうまれたり、心穏やかに過ごせたり…とメリットがたくさんありますよね!でも、いざ書こうとすると「何を…
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思考のモヤモヤを解消する「ノート術」をご紹介しました。
忙しい新生活も、自分の考えやアイデアをクリアにできれば、充実したスタートを切れそうですね。ぜひ、参考にしてみてくださいね♪