「朝活手帳」の著者 池田千恵さんの新連載。朝時間を活用して人生を変えた池田さんに語っていただく、朝時間×ノートの使い方、考え方。年齢やキャリアに関係なく、夢を叶えるためのヒントが詰まっています。ノートを用意して、一緒に朝ノート習慣をはじめませんか?
第4回:朝ノートの使い分けでアイデアを広げよう(前編)
おはようございます!朝イチ業務改革コンサルタントの池田千恵です。この連載「朝ノートで作る!マイストーリーの育て方」では、朝時間でノートに自分の過去(自分が紡いできた物語)や未来(これから紡ぐ物語)を描くことで、小さいころからの夢やワクワク、興味の向かう先を思いだし、未来の夢につながる「道しるべ」を見つける方法を紹介します。
今回は、罫線あり?なし?など、おすすめの「朝ノート」や、その使い分け方について解説します。
罫線ありなし、どっちがいい?「朝ノート」
ノートというと、罫線や枠があるものが多いですよね。好みはあると思いますが、実は私自身は「無地ノート」を愛用しています。「罫線に沿って綺麗に書かなければいけない」という思考のブレーキを、無地ノートが解放してくれるような気がするからです。朝のまっさらな気分のときに、アイデアをふわふわと泳がせたり、楽しい妄想を広げたりするのにちょうどいいんですよね。
とはいえ、もちろん罫線があるノートがダメ!というわけではありません。私は長年朝ノートを試してきて、罫線のあり・なしで、それぞれメリットがあると感じています。
- 罫線があるノート(手帳など枠があるものも含む):すでに整理済みのできごとをまとめるのに適している
- 罫線がない「無地ノート」:まだ整理しきれていない、ふわふわしたアイデアを書きながらまとめていくのに適している
それぞれを用途に合わせて使い分けることで、朝ノートでマイストーリーを育てやすくなります。
朝は「無地ノート」→「罫線ノート」が◎
私の経験上、アイデアを行動に移すためには、拡散(アイデアを広げる・熟成させる)→収束(アイデアを具体的な行動にまとめる)をセットにすることが大切だと思っています。枠や線があるノートだと、その枠に沿って埋めないと!と無意識に身体が反応してしまい、良いアイデアがなかなか生まれないこともあると考えています。一方、アイデアは拡散しっぱなしでは行動に繋がりませんよね。どこかでまとめる必要があります。
そこで、朝は「無地ノート」→「罫線ノート」の順に使うことをオススメします。
1) 「無地ノート」で思考を拡散させる
2) 手帳や罫線つきノートに、実際にすべきことやタスクを記入する
朝の時間に、この2つをワンセットにして実行できると、最高の充実感を得られます。具体的には、私の場合は、無地ノートに
- 「モーニングページ」(朝の時間に3ページだけ、頭に思い浮かんだことを書く方法)
- 「マインドマップ」(頭の中の連想プロセスが見える化できる方法)
などを書き、実際の行動については長年プロデュースしている『朝活手帳』にタスク化して記入しています。明日の後編では、この2つの方法と、その効果についてお伝えします!どうぞお楽しみに。
☆本連載は毎月1日・2日の公開です。
☆後編「モヤモヤしたらコレ!「朝ノート」で頭の準備運動をする方法」は、3/2(月)公開予定です。