5月6日:今日は「コロッケの日」
サクッとした衣にホクホクのお芋が詰まったコロッケは、子供からご年配の方までファンが多く、おかずにもおやつにもなることから、日本の国民食ともいわれているようです。
そのコロッケのルーツは、ホワイトソースがベースのクロケット(フランス料理)。これを日本人好みのジャガイモにアレンジしたといわれています。
そしてコロッケといえば、揚げたてのおいしさが格別ですが、家で作るとちょっと違う…という声も。そこで今日は、お肉屋さんで売っているような、ほんのりあまくておいしいコロッケのヒミツの紹介したいと思います。
ラードの代わりはひとつまみの砂糖!
お肉屋さんコロッケってほんのり甘くて、そのまま食べるのが1番!というくらいおいしいですよね。そのヒミツは、できたてのラードで揚げていることにあるようですが、おうちでラードを買ってきて溶かすのは大変。
そこでちょっとした工夫で、お肉屋さんのようなコロッケをおうちで作る方法がコチラです。
まず具を作るときは、皮がついたままジャガイモ(男爵)を茹でます。1つづつラップに包んでレンジで加熱してもOK! 熱いうちに皮をむいて潰します。このときポリ袋の中で、もむように潰すとなめらかに。
そして、みじん切りの玉ねぎと挽肉をじっくり炒め、塩コショウや醤油など好みの味付けをするのですが、ここでお砂糖を一つまみ加えるのがポイント。お砂糖の代わりに、ミリンを加えて炒めてもほんのり甘い仕上がりになります。
そして、衣はふつう、小麦粉→とき卵→パン粉という順につけますが、小麦粉を同量程度の水で溶いた中に卵を混ぜたものに具をくぐらせ、パン粉(生パン粉がベスト)をつけます。
このように混ぜてしまうことでパン粉がしっかりつき、サックリ感がアップ!普通なら小麦粉・卵・パン粉と3回つけるところが、この方法だと2回でOKと、ちょっとした時短にも!?
そして、やや高温(粒状のパン粉がサッと上がってくる)の油で、パン粉がきつね色にあるまで揚げるだけ。揚げたあとは、たてかけるようにペーパーにおくと、しっかり油をきることができます。
ちょっとした工夫でいつものコロッケがぐ~んとおいしくできると、うれしいものですよね。多く作ったら、パンにはさんでサンドイッチにしたり、海苔とごはんで包んでおにぎらずにして、次の日の朝ごはんやお弁当にしても。
また、肉ジャガがあまったらコロッケにアレンジしたり、里芋×ツナをマヨネーズで味付けした変わりダネのコロッケもおいしそうですね♪
そして”コロッケ”といえば、有名タレントのコロッケさん。今、熊本県は震災の復興で大変な状態ですが、熊本県出身のコロッケさんは、被災地への支援を精力的にされているようです。
ささやかなチカラでもたくさん集まれば大きなチカラになると信じて、募金やふるさと納税など、それぞれの方法で支援を続けていけるといいですね。
「コロッケの日」とは?
五(こ)六(ろ)で「コロッケ」の語呂合せから、コロッケなどの冷凍食品を製造する株式会社「味のちぬや」により制定された。