「返済する」を2単語の英語で言うと?
学校生活に関してSNSの投稿で使えそうな英語フレーズを集めました。英語力アップを目指し、自分のSNSアカウントで英語でつぶやいてみましょう!
It will take me 20 years to pay back my college loans…
(大学ローンの返済に、20年かかりそう)
ここでは「返金する」「返済する」の意味ですが、pay backは恩返しの意味でも使えます。She helped me a lot. I want to pay her back someday.(彼女は私が困っていた時、ずいぶんと助けてくれたからいつか恩返ししたい)。もう少しフォーマルな言い方にrepayがあります。I can never repay all your kindness(一生かかっても、あなたのご恩に報いることはできない)。
My bestie decided to drop out.
(親友は退学を決意した。)
drop outは、学校だけでなく様々な場面でも使えます。He dropped out of the election.(彼は選挙戦から撤退した)、She dropped out of the competition.(彼女は試合を辞退した)。また「中退者」を意味する名詞としても使えます。My brother is a college dropout.(私の兄は大学中退者だ)。
Had to go to the ER last night. Cost 1,000 bucks.
(昨日、救急外来に行った。1000ドルもかかった。)
アメリカの医療費は非常に高いです。救急センター(Emergency Room)で1000ドル程度請求されることは十分あり得ます。もしアメリカに行くことを決めたら、無制限の旅行保険や学生用の保険に加入することをおすすめします。
First college visit. Campus vibes are amazing!
(オープンキャンパスなう。キャンパスの雰囲気が最高!)
アメリカでも親と一緒に色んな大学を見にいくことは、進路を考える上で大事なプロセスです。ただし日本語の「オープンキャンパス」は和製英語。prospective students’ weekend(入学希望者のための週末イベント)という呼称もあるけど、学生が個人で行くことも多いです。
First day of classes. Let the adventure begin!
(授業初日。冒険の始まりだ。)
ほとんどのアメリカの大学では、新学年は、9月の秋学期からスタートすします。first dayは、秋学期や春学期に対しても使えます。first day of classes of fall semester(秋学期の授業初日)、first day of classes of spring semester(春学期の授業初日)。
(アン・クレシーニ著 / コスモピア編集部 編 『ネイティブが教えるアメリカ英語フレーズ1000』 より )
覚えておきたいワード&フレーズ
- pay back:返す、返金する
- drop out:退学する、脱落する
- 1,000 bucks:1000ドル
- college visit:大学の見学に行くこと
- first day of classes:授業初日

「払わなくていいよ」を英語で言うと?
must とその関連表現であるhave to とneed を使った文を、強制力のちがいに注意しながら練習しましょう。
音声も一緒に確認しよう!
語学ジャンルの人気アプリabceedから、スマホで音声が聞けます。PCへのmp3音声ダウンロードも可能です。
書籍紹介
書籍『ネイティブが教えるアメリカ英語フレーズ1000』 では、アメリカ・バージニア州で生まれ、日本で言葉の研究を長年続けているアン先生が、若者言葉やスラングも含めて、イキのいい表現をたくさん教えてくれます。映画やTVドラマを見ていて耳に入ってくる表現がグンと増えること間違いなし。社会的・文化的背景なども丁寧に説明しており、今のアメリカのあれこれを理解するのにも役立ちます。
「家」「交通機関」「カフェ」「レストラン」「ショッピング」「学校生活」「美容と健康」「レジャー」「パーティー」「旅行」の10シーンを設定し、各シーンごとの定番表現20、つぶやき表現36、会話表現10、5往復程度のダイアローグ1本、そして学んだことを復習するセルフチェックの5つのコーナーで構成しています。
定番表現は、日々の生活の中で繰り返し使う言い回し、つぶやき表現はひとりごと英語の練習やSNSでさっと使えるフレーズを含んだ文、会話表現はテーマに沿った一問一答形式。各表現には詳しい意味や使い方の注意点をまとめたミニ解説がついています。「マイカー」「コインランドリー」など、つい使ってしまいがちな和製英語の解説も。
英語を学ぶ方にはもちろん、アメリカについて理解を深めたい方にもおすすめの一冊です。
『ネイティブが教えるアメリカ英語フレーズ1000』(amazon.co.jpへ)>>
著者プロフィール
アン・クレシーニ
北九州市立大学准教授。専門は外来語と異文化コミュニケーション。米バージニア州出身。福岡県宗像市応援大使、日本在住歴25年
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