おはようございます。美腸ケアセラピスト/美容ライターの神田恵(Hana)です。
この連載では、内側からの美しさを引き出す「腸活」をテーマに、忙しい日でも続けられる方法をご紹介しています。
「下半身太り」につながる冷え

気温が下がり、本格的な冬がやってきましたね。
「手足だけじゃなく、おなかやお尻まで冷たい…」と感じる方も多いのではないかと思います。
おなかやお尻が冷たい状態は、体の深部から冷えているサイン。血行やリンパの流れが滞り、老廃物が流れにくくなってしまいます。
おなかの動きも低下し、基礎代謝が落ちて体脂肪をため込みやすい体に。便秘やむくみが重なると、下半身がより太った印象にもなりやすいです。
今回は、冬に気をつけたい“冷えによる下半身太り”撃退のための腸活法を5つご紹介します。
下半身太りを撃退!温めて整える腸活法5つ
【1】カイロや腹巻きでおなかを温める

〇カイロを貼って温める
カイロで丹田(おへその下)を温めると、血液の循環が良くなり全身が温まります。
仙骨(お尻の上側)の周辺には、重要な神経や臓器が集まっており、温めることで全身の巡りを整える効果が期待できます。
〇腹巻きで温める
腹巻きは広い範囲をカバーし、体が温まりやすく基礎代謝アップにもつながります。
ショーツと一体になったものは、もたつきにくくお尻や鼠径部まで広く温めてくれるので、仕事や出かける時にもとても便利ですよ。
【2】体を温める食事をする

寒い日の食事は、根菜類や生姜など、体を温める食材を使った温かいスープがおすすめです。
食物繊維が豊富な具材のスープで温まると、おなかの調子も整う相乗効果が期待できます。
また、温かい飲み物であっても、カフェインを含むコーヒーや紅茶は体を冷やしやすいため気をつけましょう。
【3】入浴で体の芯まで温める

体を芯から温めるためには、38~40℃のぬるめのお湯に15分程度、ゆっくり浸かりましょう。おなかも温まるので腸が良く動き、全身の代謝や体温を上げる効果が期待できます。
好きな香りの入浴剤を入れるのもおすすめ。リラックス効果で副交感神経が優位になり、腸も働きやすくなります。
お風呂で温まった体が冷えないように、部屋を温めておきましょう。
【4】下半身を意識して動かす

下半身の筋肉は全身の約7割を占めていて、基礎代謝の向上や効率的な脂肪の燃焼のためにも重要です。鍛えると、エネルギーの消費量が増えて痩せやすい体になりますよ。
特にデスクワークが長い方は、下半身の血流が滞り、体が冷えやすくなってしまいます。1時間に1度は立ち上がって下半身を動かしましょう。
また、スクワットをしたり、歩く時には早歩きをするなど、下半身を意識的に動かす習慣も大事です。
【5】ストレスをためない

ストレスを抱えていると、自律神経のバランスが乱れ、冷えや血行不良につながってしまいます。
血行不良になると、余分な水分や老廃物が体にたまりやすく、下半身太りに。
また、ストレスを感じていると、つい甘いものに手が伸びて、下半身太りや冷えにつながる悪循環になりやすいです。
自分に合ったリラックス法で、心と体を休ませましょう。
深呼吸はリラックス効果が高く、どこにいてもできるのでおすすめですよ。
まとめ

体の冷えは、脂肪をため込みやすくなるだけでなく、おなかの不調や免疫力の低下、メンタルの不調など、全身の不調にもつながってしまいます。
この冬の冷え対策に、できることから取り入れてみてくださいね。
下半身太りを撃退し、体の調子も整えていきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
今日も素敵な1日をお過ごしください。

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