おはようございます。美容ライターの神野はなです。
この連載では、内側からの美しさを引きだす『腸活』について、簡単に取り入れられる方法をご紹介しています。
今回は、体を温めるケアの大切さと、おすすめの腸活アクションをお伝えします。
寒さで不調になっていませんか?
いよいよ冬本番。冷えや寒さは、腸内環境のバランスを乱し、免疫力の低下などさまざまな不調をひき起こします。また、日照時間が短い冬は、なんとなく気持ちが沈みがちになりますよね。
この寒い季節を元気に過ごすために、腸を体の内側と外側の両方から温める腸活を意識して取り入れてみましょう。
冬に意識して取り入れたい!「体を温める」腸活ケア3つ
【1】おなかを外側から温める
おなかが冷えると腸の血流が悪くなり、自律神経のバランスの崩れや、便秘の原因になってしまいます。また、極端に冷えるとおなかを下してしまうこともあります。
冷えが気になる方は、腹巻きやひざかけ、湯たんぽを活用してみましょう。また、カイロでおへそから指3~4本分くらい下にある丹田(たんでん)というツボを温めると、腸の冷えだけでなく、生理痛の軽減にも効果的ですよ。
また、ぬるめのお風呂にゆっくり浸かると、腸があたたまり働きが活発に。リラックス効果もあるため相乗効果が期待できますよ。
【2】適度な運動で血行促進
寒いと体を動かすのがおっくうになり、運動量が減りがちになりますよね。寒さで血行が悪くなると、腸の活動も低下してしまいます。
適度な運動は、体を温めて腸のぜんどう運動を促してくれ、便秘やストレスの軽減につながります。寒い時期こそ意識的に体を動かし、腸やメンタルの健康を守ることが大切です。
血行を促進するおすすめの運動
- ウオーキング
有酸素運動であるウオーキングはとてもおすすめ!便を押し出す腸腰筋も鍛えられるので、便秘改善にも効果があります。
血行を促進し、自律神経のバランスを整える効果や、生活習慣病の予防改善、睡眠の改善など、たくさんの効果が期待できますよ。
※ウオーキングの効果については、先日公開した「腸にもメンタルにも!「朝のウォーキング」に期待できる効果3つ」で紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
- ヨガ
室内で気軽にできるヨガもおすすめです。ヨガにはストレスや緊張で硬くなった筋肉をほぐし、血行の改善や、自律神経を整える効果があります。深呼吸をしながら体を動かすので、リラックス効果も高いです。おなかに圧をかけるポーズは腸を刺激して、働きをよくする効果があります。
ここでは、背骨を動かすことで内臓を刺激する、猫のポーズのやり方をご紹介します。
1. 四つん這いになり、目線は前に向ける。
2. 呼吸を吐くタイミングで背骨を丸める。この時目線はおへそに向ける。
3. 呼吸を吸うタイミングで背骨を反らす。胸を広げるようなイメージで。
※ゆっくり深呼吸をしながら5回繰り返す
無理なく続けられる運動をぜひ取り入れてみてくださいね。
【3】体を温める食事と飲み物を
寒い季節には胃腸を冷やさないように、温かい食事をとることを意識しましょう。食物繊維が豊富なきのこや季節の野菜(大根・コボウ・白菜など)を、味噌汁、スープ、鍋料理などの温かいメニューで楽しみましょう。
ショウガ、ニンニク、唐辛子を加えると体の芯から温まりますよ。
飲み物は温かいものを選びましょう。白湯や、ほうじ茶、紅茶は体を温める効果が高くおすすめです。ショウガやシナモンをプラスすると、血行が促進され、リラックス効果もアップします。
一方、コーヒーや緑茶はカフェインが多く含まれ、体が冷えやすくなってしまうので控えめにしておきましょう。
シンプルな習慣で腸を整える!「朝コップ一杯の水」に期待できる効果3つ
まとめ
寒さが厳しくなるこの季節、腸を内側・外側から温めて整えるとこは、健康や美容だけでなく心の安定にもつながりますよ。
日々の生活に温める腸活を取り入れ、心も体も健やかにこの冬を乗り切りましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。今日も素敵な1日をお過ごしください。