おはようございます。美容ライターの神野はなです。
この連載では、内側からの美しさを引きだす『腸活』をテーマに、簡単に実践できる方法をご紹介しています。
朝、すぐにすることは決まっていますか?
忙しい朝は1分でも惜しいものですね。バタバタと支度をして仕事に向かう方も多いのではないでしょうか。そんな忙しい方にもおすすめしたい、簡単に取り入れられる朝の習慣があります。
今回は、腸もメンタルも整えるために、朝起きてすぐのルーティンに組み入れてほしいことを3つご紹介します。どれも短時間できる簡単なものなので、ぜひ試してみてくださいね。
朝起きたらすぐやってほしい腸もメンタルも整う3つの習慣
【1】歯を磨く
朝起きて一番初めにしてほしいこと、それは『歯磨き』です。朝起きた時の口の中は寝ている間に増殖した細菌でいっぱい!睡眠中は唾液の分泌量が少なくなるうえ、口呼吸をしていると口の中が乾燥し、細菌が増殖するのに好都合な環境になっています。
朝起きた時の口の中の状態はとても清潔とは言い難い状態です。このまま食べたり飲んだりすると、細菌も一緒に飲み込むことになり、腸内環境が乱れる原因になってしまいます。
腸内環境を守るためにも、朝一番の歯磨きはとても重要です。どうしても忙しい日は、うがいだけでもしましょう。
歯磨きは目覚めや気分のリフレッシュにもつながるので、ぜひ朝一番の習慣にしてさわやかに一日をスタートさせましょう。
【2】コップ1杯の白湯を飲む
朝起きてすぐにコップ1杯白湯を飲むと、腸の働きが活性化し、スムーズな排便をサポートしてくれます。朝ごはんの消化吸収を促進したり、1日の代謝をアップさせる効果もありますよ。
基礎代謝が高まり、お通じの調子が良くなると肌トラブルも改善!嬉しい美容効果にもつながりますよ。
また、寝ている間に水分が失われるため、朝の体は軽い脱水状態です。水分補給の意味でも、朝に白湯を飲むことは大切です。
常温の水でも良いのですが、冬の冷えた体を温めるためにも白湯がおすすめです。体温が1℃上がると基礎代謝が約10%アップ!免疫力も高まりますよ。
※【1】でご紹介したように、歯磨きの後に白湯を飲んでくださいね。
【3】朝日を浴びる
朝起きてすぐに朝日を浴びると、体内時計がリセットされて心身がスッキリと目覚めます。自律神経が副交感神経から交感神経にスイッチし、心も体も活動モードに。
自律神経がうまく切り替わると、夜には睡眠物質であるメラトニンが十分に分泌され、心地の良い睡眠に導いてくれます。良質な睡眠は、腸の働きを高めてくれるのにとても大切ですよ。
また、朝日を浴びると、『幸せホルモン』とも呼ばれるセロトニンが分泌され、やる気アップや、ストレスの軽減にもつながります。
朝起きて1時間以内に、カーテン越しではなく窓を開けて朝日を浴びると、より効果が高まるのでおすすめです。朝日を浴びながら白湯を飲むのも、心身の目覚めにとても良い習慣です。
まとめ
今日ご紹介した3つの習慣は、明日からでも実践できる簡単なものですが、腸の健康を保つためにとても大切なことばかりです。この3つを取り入れて、腸もメンタルも整えながら、気持ちよく一日をスタートさせてくださいね。

朝、気持ちよくスタート!「夜に取り入れたい」腸活習慣3つ
『腸のゴールデンタイム』とは、腸内環境を整える働きが最も活発になる時間帯のこと。一般的には、夜10時から深夜2時と言われています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
今日も素敵な一日をお過ごしください。