この連載では、朝活コミュニティ「朝キャリ」のみなさんに、朝の時間の楽しみ方や、朝活をして変わったこと、取り組んでいるチャレンジをご紹介いただきます!
産業カウンセラー、福祉の対人支援の仕事をしている繊細気質のシングルマザーです。Stand.fmで、働くママが聴くだけで優しい気持ちになれるメッセージを配信中です。
対人支援者として、相手が安心できるような関係性を築くために、私は自分の気持ちや考えを一旦横に置いて、相手の気持ちや考えをあるがままに受けとめ、共感しながら傾聴することを大切にしています。
それは自分を後回しにする他人軸なあり方だと思っていましたが、人の心の機微を感じとり、相手に寄り添うためには自分軸であることが大切だということに、最近になって気がついていきました。
いつもごきげんでいられなくても「大丈夫、大丈夫」
感情労働の現場でいつもごきげんでいるためには、自分が調っていることがとても大切です。
「不安定であることは良くないことだ」と思い込んでいた頃は、安定させることに必死でしたが、支援者も人間なのでコンディションに波はあります。
ごきげんなふりができない自分を責めるのをやめて「そんな時もあるよね」「大丈夫、大丈夫」と自分でつぶやいているうちに、自然とごきげんに戻ってこられるようになっていきました。
まるで自分が自分の支援者であるかのように、私は不安定にゆらぐ自分自身に寄り添っていることに気がつき、それが自分を大切にするということなのかな、それを自分軸というのかな、と思うようになりました。
休日の朝は、自分や仲間とつながる「至福のひととき」
そうやって私が不安定なゆらぎと共にあることができるようになったのは、休日の朝時間に自分が調うセルフケアを大切にしてきたからだと思います。
誰にも邪魔されずに静かなリビングでジャーナリングをしたり、音声配信で話したり、ひとりでアウトプットする自分との対話の時間は、自分とつながり、自分の本音に気がついていくためにとても大切なセルフケアになっています。
そしてもうひとつ、私が大切にしているのが、信頼できる学び仲間とつながりを感じながら安心して対話する時間です。毎週日曜日、朝6時頃から仲間が自由に出入りできるオンラインの居場所を主催して4年目を迎えています。
お互いを尊重し、承認し合う安全安心な居場所で仲間に自分の気持ちや考えをアウトプットすることで、自分の視野が広がり、気づきが深まっていくのを実感しています。
支援者として、母として、大切にしたいこと
不安定な自分に寄り添い、自分で自分の本音に気がついていくことが自己受容につながり、それが自然と他者受容につながっていきます。
大切な誰かに寄り添いたい時こそ、自分が自分に寄り添うことを忘れずにいたいと思います。
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自分がごきげんになっていく週末朝時間の過ごし方、ぜひ見つけてみてくださいね。
すんちゃんさんのプロフィール
産業カウンセラー、福祉の対人援助職。
Stand.fmで、働くママが聴くだけでやさしい気持ちになれる音声メッセージを配信中。
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