この連載では、朝活コミュニティ「朝キャリ」のみなさんに、朝の楽しみ方や、朝活をして変わったこと、取り組んでいるチャレンジをご紹介いただきます!
おはようございます。朝キャリメンバーのさとコーチです。日米欧の金融機関に30年以上勤め、子どもたちが将来自立して活躍できるように、親子で楽しくお金と時事ニュースを学ぶ方法をInstagramで発信しています。
今日は、これまでの金融機関勤務の経験から分かった、朝の一声で将来役立つ「お金の使い方」を考えられるようになる方法をお伝えします。
「好き」に使ったお金が自分を成長させた

私が10代後半の時、父からこんな言葉をかけられました。
「自分の関心のあるものを見つけて、得意な分野を持ちなさい。そのために、自己投資をしなさい。」
この時は気づいていませんでしたが、まさに“生きたお金の使い方”を私に伝えてくれていたのだと思います。
当時、好きだったのは英語。アルバイト代を使って英会話教室に通い、社会人になってからは貯めたお金で留学をしました。国内外に交友が広がり、英語を使う仕事にも就きました。
振り返ると、「好き」に使ったお金が自分に返ってきています。
「好き」に使ったお金が身になる人、ムダになる人の違い

「高収入貧乏」という言葉を聞いたことはありますか?
高収入でも、預金がほとんどない世帯が存在します。調査*によると、年収1,200万円以上でも金融資産を持たない世帯は約10%。収入が高いと、住まいや車、旅行などにお金を使いがちですが、その状態が続くとは限りません。
だからこそ、小さいころから「今の楽しみだけではなく、将来も楽しくなるお金の使い方」を考えていくことが大切です。
*金融広報中央委員会、令和5年調査
https://www.shiruporuto.jp/public/document/container/yoron/sosetai/2023/23bunruis001.html
朝、3分の会話でお金の使い方を伝える方法

では、具体的にどうするかというと、おすすめは「昨日使ったお金について、朝、家族と話す」ことです。
夕方や夜は疲れていてやりとりが雑になりがちですが、朝は前日を振り返り、冷静に捉えやすい時間だからです。
一人暮らしの場合は、自分に質問してみるのもおすすめです。朝、家族、もしくは自分自身に、次の3つの質問をしてみてください。
【1】昨日買ったものは何?
【2】それ、買って良かった?
【3】どんな気持ち?次にどうする?
例えば、小学生のお子さまとの会話では、こんなやりとりがあります。
会話例1
親「昨日カードを買ったね」
子「うん」
親「そのカード、買って良かった?」
子「うん。気に入ったのが出たよ!」
親「良かったね。どんな気持ち?」
子「そりゃ、嬉しいよ!」
会話例2
親「昨日カードを買ったね」
子「うん」
親「そのカード、買って良かった?」
子「えー。気に入らないのが出た」
親「そっか。次も同じことがあるかもしれないね。どうする?」
お金についての会話の目的は、「反省会」をするためではありません。
自分自身が、そのお金で何を得たのかを「考える」時間です。
こうしたやりとりを重ねることで、自分の「好き」や価値観に気づき、お金の使い方を自分で少しずつ考えられるようになっていきます。
朝の小さな振り返りが、経験を学びに変えるきっかけになるかもしれません。
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親の言い方ひとつで、お子さまの思考と価値観が少しずつ育っていきます。朝、昨日使ったお金について、お子さまと話してみませんか。
さとコーチさんのプロフィール

ボンド大学MBA、日米欧の金融機関勤務歴約30年。CFP®保有(国際的なFP資格)。JADP認定チャイルドコーチングアドバイザー®。
高校や大学で金融教育の授業経験を持つ高校生の母。
さとコーチInstagram @sato_coach では、親子の会話形式でお金に関する会話例を紹介しています。


