おはようございます。ファイナンシャルプランナーの稲村優貴子です。
この連載では、『朝のスキマ時間に学ぶ♪家計管理・お金の基本』というテーマで、お金にまつわるコラムをお届けします。
先週の記事に続き、今週も「防災」がテーマ。100円ショップでリーズナブルに用意できる「防災ポーチ」の内容をご紹介します。
「防災」について考えたい9月
9月1日は関東大震災がおきた日ということで、防災の日となっています。また、9月は災害が起こりやすい時期ということで防災月間でもあります。
この時期は、東急ハンズやロフトなどライフスタイルショップでも、防災にまつわるコーナーが設けられています。
首都直下型地震が起きた場合、震度6強以上の範囲は区部の約6割に広がり、建物被害は19万4431棟、死者は6148人と想定されています。
(参考:東京都防災ホームページ「首都直下地震等による東京の被害想定(令和4年5月25日公表)」)
もし、エレベーターや地下鉄の中で地震が起きて停電になった場合、何時間も、場合によっては1日以上出られないかもしれません。
いつどこで起きるかわからないので、家にいるかもしれないし、出先で何もない場所にいるかもしれません。そんな地震が起きた時、役に立つのが『防災ポーチ』です。
100均で揃う!防災ポーチの中身とは?
常に備えておきたい防災ポーチについて、5年前の北海道南西沖地震での被災経験をもとに、入れておきたいアイテムをピックアップしてみました。
なんと、どれも100円ショップでそろいます!
- 携帯トイレ
- ホイッスル
- ヘッドライト
- 電池
- 断熱シート
断熱シートは持ち運べる薄いシートで、寒い時にも役立ちます
- ようかん
ようかんは、日持ちしてエネルギーが補給できる、優秀な非常食です
- マスク
- 靴下
靴下は、逃げる時に足を守ってくれます
- ばんそうこう
- ティッシュ
- スーパーの袋
- 日常飲んでいる薬
…いかがでしょうか?
防災ポーチは、あまり多くなると普段持ち歩くのがおっくうになる重さになってしまうので、ひとつのポーチに納まるようにするのがポイントです。
特に、人も建物も多い都心の場合、救助作業により時間がかかることが予想されます。
使わないで済むのが一番ですが、万一のため、防災ポーチを作って持ち歩くことをおすすめします。
このほかに、水も常に携帯しておけると安心だと思います。ぜひ、参考にしてください。