おはようございます。ファイナンシャルプランナーの稲村優貴子です。
この連載は、『朝のスキマ時間に学ぶ♪家計管理・お金の基本』というテーマでお届けします。
3月は、1年の中でも特に家計が揺れやすい時期です。
職場の異動や送別会、子どもの進学準備、固定費の更新、税金関連の支払いなど、気づけば特別出費が重なりがち。家計のやりくりに頭を悩ませる季節でもあります。
そんな中でも、朝の10分を上手に使うだけで、年度末の家計は整いやすくなります。
今回は、忙しい大人の女性でも続けやすい「朝にできる家計見直し術」を5つご紹介します。

【1】朝いちばんに今日の支出予定を書く(2分)
年度末は予定が増え、気づけば財布からお金が出ていく日が多くなります。
そこで効果的なのが、朝のうちに「今日使う予定のお金」を書き出す習慣です。
たとえば、送別会の会費、子どもの文房具補充、食材の買い足し、コンビニでのちょっとした支出など、ざっくりでOK。
書くだけで無意識の出費を防ぎ、1日の支出に“軸”が生まれます。
ポイントは、完ぺきな家計簿を目指さないこと。メモ帳やスマホのメモに、支出を1行ずつ書くだけで十分です。
【2】3月だけの特別出費リストを朝に見返す(1分)
年度末は、普段とは違う出費が多い時期です。まずは2月のうちに「特別出費リスト」を作っておきましょう。
例)
・子どもの進級・進学準備 〇円
・送別会・お礼の品 〇円
・定期券更新 〇円
・税金 〇円
・春服の買い替え 〇円
・美容院(新年度前のメンテナンス)〇円
おおよその予算も一緒に書いておくのがコツです。
朝にそのリストを見返すだけで、「今日はここまで」と判断しやすくなり、衝動買いの抑制につながります。
【3】朝の冷蔵庫チェック(2分)
年度末は外食や差し入れが増え、食材を使い切れずに無駄にしてしまいがちです。
朝の2分で冷蔵庫を軽くチェックするだけで、食費のコントロールがしやすくなります。
使いかけの野菜、賞味期限が近いもの、冷凍庫のストックを把握しておくと、「今日は買い物に行かなくても大丈夫」「夕飯はあるもので済ませよう」と判断できます。
特に3月は家族の予定がバラバラになりやすい時期。朝に状況を把握しておくだけで、夕方の「何を作ろう…」というストレスも軽減されます。

【4】朝の財布リセット(4分)
年度末はレシートが増え、いつのまにか財布がパンパンになりがちです。
朝の数分で財布を整えるだけで、支出のコントロール力が上がります。
・レシートを抜く
・小銭を整理する
・ポイントカードを必要なものだけにする
財布が整うと、自然と「お金を大切に扱うモード」に切り替わり、無駄遣いが減る効果もあります。
【5】朝10秒の“家計瞑想”(10秒)
最後におすすめなのが、朝10秒でできる家計の軸づくりです。
「今月、何を優先したい?」と心の中で問いかけるだけでOK。
子どもの進学準備を優先する、春の旅行を楽しむ、美容や健康への投資を大切にする、貯金を減らさない…など。優先順位を意識すると、その他の支出にブレーキがかかります。
忙しいからこそ、短い時間で気持ちを整える習慣が効果的です。
まとめ
3月はどうしても出費が増える時期ですが、朝のちょっとした習慣で家計は驚くほど整います。
どれも簡単で、忙しい方でも続けやすいものばかり。
年度末の慌ただしさに振り回されず、気持ちよく新年度を迎えるために、できることから取り入れてみてください。

