何かとお金がかかる!「年末年始ならでは」の節約術5つ

 

おはようございます。ファイナンシャルプランナーの稲村優貴子です。

この連載では、『朝のスキマ時間に学ぶ♪家計管理・お金の基本』というテーマで、お金にまつわるコラムをお届けします。

「いまは令和4年と5年どっちだったかな?」と、時々わからないことがあるうちに早12月になってしまいました。時の流れの早さに驚いています。

さて、これからの年末年始は、何かとお金がかかるものですよね。そこで今回は、この時期ならではの「節約術」を5つお伝えします。

何かとお金がかかる!「年末年始ならでは」の節約術5つ

宛名書き

【1】年賀状をやめる

ここ数年「今年で最後にします」と添えてメールアドレスやLINEのQRコードを載せたラスト年賀状を見かけるようになりました。

年賀状はコストがかかるもの。本当に必要なものなのか、再検討をしてみることで節約につながるかもしれません。

「一切年賀状を出さないことにすると、連絡をするきっかけがなくなりそう…」という心配があれば、年賀状はメールやLINEで繋がっていない方のみにして、それ以外の方には年始の挨拶をメールやLINEで送ってみるのはいかがでしょうか。

その分、枚数を減らすことができますよ。

【2】家飲みに切り替える

家飲み

年末年始は外食の機会が多く交際費が増えますね。飲み放題5,000円のお店に5人で行けば、2万5,000円です。

デパ地下でおいしいサラダやおかず、お酒を買って家飲みすれば、1万円ほどでもプチ贅沢することができます。

もちろん、おかずを手作りすればさらに節約できますよ!

【3】お歳暮の贈り先を再検討する

一度お歳暮を贈ると、やめるのが難しいものです。贈り始めた当時と今とで、お付き合いがどのように変化しているかをあらためて考えてみましょう。

すでにもう十分、感謝の気持ちをお伝え出来た、と思える贈り先があれば、思い切ってお歳暮をストップするのもいいかもしれません。お歳暮はかかる金額も大きいので、数名ストップするだけで、来年以降も大きな支出セーブにつながります。

【4】湯たんぽを利用する

湯たんぽ

寝る時はもちろん、家でくつろいでいる時に湯たんぽを抱えていると身体が温まり、エアコンやストーブをつける時間を短くすることができます。

ちなみに、使ったお湯は食器洗いや洗顔で使うと、湯沸かし器を使う時間も節約できますよ。

【5】晩ごはんを鍋にする

鍋

鍋料理は、余った食材を活用できるので、食品ロスを防ぐことができます。

また、食卓でコンロで温めることでそのまわりも暖かくなり、食べると身体も温まるので、エアコンの温度を下げやすくなり、暖房費の節約にもつながります。

まとめ

節約は、がんばりすぎると疲れてしまいます。特に年末は忙しいので、楽しみながらやりくりをして、明るい気持ちで新年を迎えたいですね。

「いつもより節約ができた!」となった時は、自分になにかご褒美をしてあげるのがおすすめ。次の節約へのモチベーションにもつながりますよ。

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稲村優貴子(ファイナンシャルプランナー)

2001年FP資格を取得し独立。2006年から6年間日本FP協会鳥取支部長。現在は Life For You 代表として相談・講演・執筆・メディア出演業務を行っている。相談件数は通算3000件以上。TBSテレビ『マツコの知らない世界』監修、日経WOMAN・北海道新聞・週刊ダイヤモンド等への記事提供、HBCテレビ『イチオシ!』出演等。得意分野はライフプラン、iDeCo、保険、年金、家計節約、不動産。
著書:『年収の2割が勝手に貯まる家計整え術』(河出書房新社)
資格:ファイナンシャルプランナー(CFP®)、2級心理カウンセラー、野菜ソムリエ、ヨガインストラクター(RYT200)

★毎月第2金曜日16~17時 82.5 FM NORTH WAVE(ノースウェーブ)のラジオ番組「Ashirias1h(アシリアスワンエイチ)」内『教えてゆきこ先生』というコーナーを担当中(2023年4月現在)
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