おはようございます。ファイナンシャルプランナーの稲村優貴子です。
この連載は、『朝のスキマ時間に学ぶ♪家計管理・お金の基本』というテーマでお届けします。

なんとなく見ているだけのはずが、気づけばレジへ。そんな衝動買いの誘惑ってありますよね。
仕事や家庭でのストレス発散のつもりで、余計な買い物をしてしまうこともあるかもしれません。
今回は、賢くお金を使うための「衝動買い」を抑える防止テクニックを3つ紹介します。
【1】買い物48時間ルール
一目惚れした商品ほど冷静さを失いがちです。買いたいものがあったら、48時間待ってから買うルールを決め、二日間考えてみると落ち着いて判断できます。
時間が経つと「あれ?本当に欲しかったかな?」と冷静に見つめ直せるものです。
意外と「なくても困らない」と気づくことが多いので、衝動買いを減らすことができます。
【2】買い物前にリスト化

買い物に行く前に不足しているものをチェックし、必要なものの「買うものリスト」を作りましょう。
必要なものだけを購入する習慣をつけると、必要のないものに注目しなくなっていきます。
特にスーパーやネットショップでは、つい余計なものをカートに入れがちです。目的なしのウインドウショッピングは無駄遣いのもとになります。
【3】時間とお金の価値を考える

買い物をする前に、このお金を稼ぐのに何時間働いたかと計算してみましょう。出費の重みを実感できます。
例えば6,000円の洋服を買う時に、これを買うために何時間残業したのか考えてみます。
3時間労働してまで本当に必要か、欲しいのかどうかイメージすると買うかどうか冷静に判断できます。
まとめ

スーパーに行く前に小腹を満たしていくと、買いすぎ防止になるのはみなさんご存知でしょう。
小さな工夫で無駄遣いは防げます。衝動買いを減らし、本当に価値あるものにお金を使っていけたらいいですね。

