おはようございます。ファイナンシャルプランナーの稲村優貴子です。
この連載では、『朝のスキマ時間に学ぶ♪家計管理・お金の基本』というテーマで、お金にまつわるコラムをお届けします。
FP相談の仕事をしていると、お金を増やしたいという思いは共通していても、「貯め上手」なタイプと、「貯まらない」タイプに分かれます。
貯め上手さんのお話を聞いていると、お金の使い方にルールを決めている人が多いようです。
今回はお金のプロとして納得した、貯め上手さんのお金のマイルールを5つ紹介します。
貯め上手さんのお金のマイルールを5つ
【1】ローンは組まない
住宅や車など、大きな買い物以外はローンを組みません。
家電の無金利分割払い、ボーナス払いは金利はなくとも借金です。突然家電が壊れて買替が必要になって慌てないよう資金をプールしている人が多いようです。
【2】「必要かどうか」で買い物をする
バーゲンやセールで安いからという理由でモノを購入しません。それが必要なら買う、というスタンスで買い物をすると無駄遣いしません。
【3】使うときは使う
何でもかんでも節約してお金を貯めている人は少ない傾向にあります。
普段はやりくりを頑張るけれど、旅行や趣味には思い切ってお金を使うなど、使い方にメリハリをつけることで貯める楽しみを感じています。
【4】家電は機能重視で選ぶ
洗濯機やオーブンレンジなど生活家電は、価格もピンキリです。安い商品はそれなりの機能しかついていなかったり、海外製で壊れやすいこともあります。
乾燥の電気代が安く済み家事が楽になる洗濯機、仕事中に掃除してくれるお掃除ロボなど、価格は高くても時間を創出できる家電を選ぶ方が多いようです。
【5】先に貯金する
収入が入ったら、毎月決まった金額や割合を貯めています。
貯金や投資、積立保険などで自動的に貯まる仕組みを作って、残った資金で生活する流れにすると、自動的にお金がたまっていきます。
まとめ
貯め上手さんは、お金としっかり向き合っている傾向にあるようです。
面倒だからと見ないフリをしがちですが、夏休みで時間がある時がチャンスです。お金のマイルールをひとつ決めてみましょう!