おはようございます。ファイナンシャルプランナーの稲村優貴子です。
この連載では、『朝のスキマ時間に学ぶ♪家計管理・お金の基本』というテーマで、お金にまつわるコラムをお届けします。
2月になったとはいえ、まだ寒い日が続きますね。「冷えるしエアコンをつけようかな」と思った時、まず頭を過るのが電気代のことではないでしょうか。
今日は、北海道に住んでいる私が実践している、暖房費の節約がかなうかもしれない裏ワザをまとめてご紹介します。
北海道在住ファイナンシャルプランナーが実践!「暖房費節約」の裏ワザ5つ
【1】「首」とつくところを温める
首元があんぐり開いている服を着ていると、どうしても寒く感じるもの。ハイネックを着たり、ネックウォーマーをすると、体感温度がぐっと上がります。
また、手首や足首を温めるとさらに温かくなります。このように、身体で「首」とつく部位を温かくするのがポイントです。
【2】一気に調理する
炊飯器でご飯を炊く、お湯を沸かす、炒め物をするなど、キッチンでする作業を同時に2つ以上並行して行うと、部屋の温度が上がりますよ。
キッチンとダイニングやリビングがつながっているお家にお住まいの方は試してみてください。
【3】運動する
早起きして、家族が起きる前、1人だけの時間に暖房をつけるのは罪悪感があります。そんな時、私は趣味のヨガを20分ほど行います。そうすると、じんわり汗をかいて体が温まり、暖房をつけずにすみます。
ヨガに限らず、ラジオ体操やストレッチなど身体を動かして自分の体温を上げると、暖房代の節約に繋がりますよ。
【4】湿度を上げる
加湿器を使ってお部屋の湿度を上げると、体感温度が高くなります。乾燥する冬場は、湿度を上げることで、風邪防止にもつながりますよ。
※一般的に、エアコンに比べて加湿器のほうが電気代がかかりませんが、消費電力はメーカーの公式ホームページや取扱説明書等でご確認ください
【5】暖色を活用する
最後は、「色」で節約する方法です。
実は、色彩による温度の感じ方もかなり影響があります。暖色系のあたたかみのあるカーテンにしたり、赤やオレンジの服を着たりするのがおすすめ。
また、色ではなく素材も重要。食器など、ぬくもりのある素材のものを使うとあたたかく感じますよ。エアコンの代わりになるほど、あたたまるものではありませんが、設定温度は下げられるかもしれません。
まとめ
エアコンより電気代がかからない暖房器具の使い方…ではなく、今回は原始的な暖房費節約術をお伝えしました。
他には、陽射しのあたたかい日の日中は、思い切ってレースのカーテンを開けるのもおすすめです。直接太陽の光を取り込むことで、部屋がぽかぽかすることもありますよ。
春までもう少し。楽しみながら暖房費を節約していきましょう!