この連載では、朝活コミュニティ「朝キャリ」のみなさんに、朝の時間の楽しみ方や、朝活で変わったこと、取り組んでいるチャレンジをご紹介いただきます!
私は、朝活に憧れて挑戦する中で「続けるなら毎日」という思い込みから、続けられない自分を責めてしまうことがありました。今回は、「毎日」へのこだわりを手放したことで見つけた、私らしい朝活についてお話しします。
「続けるなら毎日」…成功体験から足かせに

朝時間.jpさんの記事を読むたびに、「朝活って素敵だな」と憧れていました。まだ家族が寝ている静かな朝に起きて、読書をしたり散歩をしたり、自分だけの時間を過ごす。そんな朝の過ごし方を、私もいつか実践してみたいと思っていました。
しかし私には、「続けるなら毎日」という考えが根強くありました。
行政書士試験を目指していたころは、「1日5分でも毎日勉強を続ける」と自分に約束し、その積み重ねが合格につながりました。当時は資格取得という明確な目標があり、私にとって、毎日続けることが何より大切でした。その経験は、試験当日に大きな自信になりました。
でも今の私は、行政書士としても活動させていただき、家事もこなす毎日です。資格試験に挑戦していたころとは生活も役割も大きく変わっています。それなのに、今の朝活も資格勉強と同じように毎日続けようとしていました。そして、できないたびに、「続けられない私は意志が弱い」と、自分を責めてしまっていたのです。
週1回からならできるかも…と基準をゆるめた

そんなある日、「朝活が続かないことよりも、自分を責め続けるほうが苦しいのではないか」と思いました。そこで、「毎日でなくてもいい。まずは週1回から始めてみよう」と考え方を変え、朝の散歩を始めることにしました。
最初は、「週1回で本当に意味があるのだろうか」「こんな中途半端でいいのだろうか」という迷いもありました。でも一歩外へ出て朝の空気を吸いながら歩くだけで、不思議と頭の中が整理されていくのを感じました。体を動かす心地よさに加え、気持ちまで少しずつ前向きになっていったのです。
積み上げてきた「毎日」という習慣を壊す怖さもありましたが、それ以上に「今の生活の中で無理なく続けられること」を選ぶ大切さに気づき始めました。
続けるコツは「完璧を目指さないこと」

以前の私は、「続けるなら毎日」「やるなら完璧に」と考えがちでした。でも今は、仕事や家庭とのバランスを考えると、当時と同じ基準で続ける必要はないと思えるようになりました。
資格勉強のように毎日の積み重ねが必要なこともありますが、今の私にとって朝活は「今の自分にできる形」で十分だったのです。
週1回から始めた散歩は、私の気持ちを少しずつ変えてくれました。「体を動かすことって気持ちがいい」「もう少し何か始めてみたい」。そんな気持ちが自然と湧き、今ではピラティスを始め、学生時代に楽しんでいたテニスも再開しました。
どちらもまだ初心者ですが、「やってみたい」と思った気持ちに素直に行動できるようになった自分に、新しい一面を見つけたようでうれしく感じています。
****
行政書士試験のころの私には、「毎日続けること」が必要でした。でも今の私には、「今の私に合ったペースで続けること」が合っています。
毎日ではなくてもいい。週1回からでもいい。小さな一歩でも、自分が心地よいと思える朝は、ちゃんと毎日を前向きにしてくれる。
完璧を目指さなくなったことで、朝の時間だけでなく、自分の可能性まで少し広がった気がしています。
鎌倉智香さんプロフィール

兵庫県の行政書士。障がい福祉サービス事業所開設サポート・太陽光発電設備名義変更申請サポートを行っている。『助けを求めている方々の想いを受け取る』を理念とし、『行政手続きを必要とされる方々の想いをつなぐ道しるべとなる』ように日々の業務に取り組んでいる。朝キャリには2025年2月入会。
はりま行政書士事務所ホームページ:https://harima-office.com


