読み始めたら止まらない!夏休みに没頭したい「話題の小説」5選

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夏休みは、気になっていた小説をじっくり読む絶好の機会。暑さを避けて家で過ごす休日や、予定のない朝にページを開けば、いつの間にか物語の世界に引き込まれていた…なんてこともありますよね。

今回は、話題の受賞作から青春小説、長く読み継がれる感動作まで、時間を忘れて没入できる小説5選をご紹介します♪

【1】“推す”気持ちの奥にあるものとは?『イン・ザ・メガチャーチ』

アイドルや俳優など、好きな人を応援する「推し活」が身近になった今だからこそ、心に引っかかる場面が多いのが、朝井リョウさんの『イン・ザ・メガチャーチ』です。

登場するのは、アイドルグループの運営に関わる男性、心の居場所を求める大学生、舞台俳優を応援してきた女性。仕掛ける側、夢中になる側、かつて夢中だった側という、異なる3人の視点から話が進んでいきます。

イン・ザ・メガチャーチ
イン・ザ・メガチャーチ
朝井 リョウ(著)

誰かを応援することは、毎日の楽しみや生きる力になるもの。一方で、大きな熱狂のなかでは、自分でも気づかないうちに心を動かされてしまうことがあります。

「なぜ人は物語に夢中になるのか」を考えずにはいられない、2026年本屋大賞受賞作。身近な「推し活」から、現代社会の仕組みへと話が広がっていく一冊です。

【2】温かな食事が、二人の心をつないでいく『カフネ』

最愛の弟を突然亡くした薫子は、弟の遺志に従い、元恋人のせつなと会うことになります。

無愛想なせつなに腹を立てる薫子でしたが、疲れ切った体に限界がきて、その場で倒れてしまいます。そんな薫子に、せつなが作ってくれたのは温かな手料理でした。

カフネ
カフネ
阿部 暁子(著)

喪失の悲しみを描きながらも、物語の中心にあるのは、食べることや暮らしを整えることの力。おいしそうな料理の描写と、簡単には割り切れない人間関係が、読む人の心をつかみます。

2025年本屋大賞に選ばれたことでも話題になった本作。疲れているときや、気持ちを立て直したいときにも開きたくなる物語です。

【3】負けたままでは終われない。青春小説『青天』

お笑いコンビ・オードリーの若林正恭さんが手がけた初の長編小説『青天』。エッセイでも多くの読者を引きつけてきた若林さんが、高校アメフトに打ち込む少年の青春を描いています。

高校最後の大会で強豪校に敗れ、アメフト部を引退した中村昴、通称「アリ」。

仲間たちが受験へ向かっていくなか、アリは勉強にも気持ちが入らず、不良になるほどの覚悟もないまま、宙ぶらりんな日々を過ごします。

青天
青天
若林 正恭(著)

試合の緊張感や仲間との衝突だけでなく、部活動を終えたあとの空虚さや、進路に迷う高校生の心情まで丁寧に描かれた青春小説です。

不器用でも、かっこ悪くても、もう一度前へ進もうとする姿に胸が熱くなる、第175回直木賞候補作。夏に読みたい青春物語を探している方におすすめです。

【4】不思議な手紙が人生をつなぐ『ナミヤ雑貨店の奇蹟』

どんな悩みにも答えてくれるという、不思議な「ナミヤ雑貨店」。ある夜、店に忍び込んだ若者たちのもとへ、過去から悩み相談の手紙が届きます。

戸惑いながらも返事を書くうちに、見ず知らずの相談者たちの人生と、若者たち自身の過去が少しずつ交差していきます。

ナミヤ雑貨店の奇蹟
ナミヤ雑貨店の奇蹟
東野 圭吾(著)

一つひとつのエピソードは別々に見えても、読み進めるうちに登場人物や出来事の意外なつながりが見えてきます。点と点が結ばれていく終盤は、続きが気になってページをめくる手が止まらなくなりそう。

先日、東野圭吾さんの訃報が届き、改めて東野さんの作品を読みたいと思った方も多いかもしれません。

数ある名作のなかでも本作は、謎が解けていく面白さと、人と人との縁を描いた温かな物語を一緒に楽しめる一冊です。

世界中で長く愛されてきた作品を、この機会にじっくり読んでみてはいかがでしょうか。

【5】息子の夢を応援する母を描く『アルプス席の母』

看護師として働きながら、一人息子の航太郎を育ててきた秋山菜々子。高校野球の強豪校から声がかかるなか、航太郎が選んだのは、大阪にある新興校でした。

甲子園常連校を倒すという息子の夢を支えるため、菜々子も生活の拠点を大阪へ移します。しかし、待っていたのは、不慣れな土地での暮らしや父母会の厳しい決まり、追い詰められていく息子の姿でした。

アルプス席の母
アルプス席の母
早見 和真(著)

高校野球を選手ではなく、スタンドから見守る母親の視点で描いた物語。華やかな試合の裏で、親子がどんな迷いや葛藤を抱え、夢と向き合っているのかが鮮明に伝わります。

野球に詳しくなくても、子どもの挑戦を応援した経験がある人なら引き込まれるはず。親子それぞれの戦いから、最後まで目が離せません。

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心を揺さぶるテーマや、続きが気になる展開に引き込まれる5冊をご紹介しました。

夏の静かな朝に、気になる一冊を開いて、物語の世界に浸ってみてくださいね♪

 

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